旅のかなたに

“旅”という言葉はいろいろな事に例えられます。 見知らぬ土地へ赴くのも“旅”。 何かを極めるのも“旅”。 時には人生そのものも“旅”と例えられたりもします。 “旅”の形は人それぞれ。 “旅”の意味も十人十色。 ここは私GIN〈ジン〉が 大好きな旅を中心に 自分の好きなものを まったり書いていくブログです。 よければゆっくりしていってね(^^)

暁の水平線に勝利を刻め!≪最終絶対防衛地 呉鎮守府≫ ~広島県 呉市~

 

“戦艦 大和”

 

戦時中の艦船に詳しくなくても、この艦の名前を知らない人は少ないのではないでしょうか。旧日本海軍の秘密兵器として「第三次海軍軍備補充計画(マル3計画)」の中で建造された超弩級戦艦です。SF作品「宇宙戦艦ヤマト」のモデルになったことでも有名ですよね!

 

 

では、この戦艦 大和が建造されたのはどこでしょうか?

 

そう!それが今回ご紹介する街広島県 呉市なんです!

 

 

 

波の穏やかな瀬戸内海にあり、周辺の島々のおかげで防衛網を敷きやすく、背後にそびえる灰ヶ峰の恩恵を受け監視がしやすい、まさに防御に特化した土地

戦時中、万が一首都東京が陥落した際にはその指揮系統を即座に呉に移せるように準備が整えられていました。呉には鎮守府が置かれ、要塞都市として開発が進み、日本海軍の最終絶対防衛地として呉は非常に重要な土地となっていったのです。

 

 

呉がいかに重要な場所であったか。それは呉鎮守府海上自衛隊呉地方隊に変わった現在でもしっかりと見てとることができます。

 

 

 

今回は、海上自衛隊呉地方隊があり、かつて呉鎮守府が置かれた街、そして何よりも僕が大好きなブラウザゲーム艦隊これくしょん~艦これ~」の聖地のひとつでもある広島県 呉市を紹介していきたいと思います(*^_^*)

 

 

 

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広島駅からJR呉線に乗りゆったりと海沿いの電車旅を楽しむこと約45分、呉の玄関口「呉駅」に到着です!

 

電車を降りたら即座に呉の街に繰り出す!・・・のはちょっと待って、少しだけそのままホームに留まってみましょう。

他の電車がホームに接近してくるときに流れる音楽に耳を傾けてみてください・・・。

 

 

~♪ ~♪ ~♪

 

 

流れてくるのは「さらば~地球よ~」でお馴染み、アニメ宇宙戦艦ヤマト」のオープニングテーマ(*^ ^*)

駅のホームでも“戦艦 大和の故郷”ということを感じ取れる粋な計らいですね!

 

 

 

ホームから改札を出て、さらに駅舎からも出ると、目の前に広がるのは広々とした海!!・・・ではなくたくさんの建物!むしろ建物の海!!(汗)

 

呉市は、広島市福山市に次いで県内第3位の人口を誇る大きな街なんです。駅前に設置されたスクリューのモニュメントもコンクリートジャングルが背景ではいまいち雰囲気が出ない(笑)

僕も初めて呉に降り立った時は「海、無いんですけど・・・」と軽くツッコんだりもしました(;^_^A

 

 

 

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では!本物の海を求めて歩き始めましょう!

 

呉駅の改札を出て右手。「自由通路」と呼ばれる空中経路を利用すると便利です。

自由通路をひたすらまっすぐ。途中、中国地方民御用達の大型スーパーマーケットゆめタウン 呉」に入ってしまいますが、それでも気にせず道なりにまっすぐまっすぐ・・・。

自由通路の果てまでたどり着くと、そこには待ち望んだ呉の海が広がっています!!

海だーーー!!

 

 

ここは呉の海の玄関口「呉港」

ここから江田島愛媛県 松山港行きのフェリーが出ています。

 

上の写真で一際目を引くショッキングピンクの船は、造船所で建造中の貨物船です。

この造船所についてはこの後の項目で詳しく見ていくことにしましょう(^ ^)

(ちなみに船体に書いてある「ONE」は「ワン(1)」ではなく、普通に「オー、エヌ、イー」と読みます。「Ocean Network Express」略して「ONE」。コンテナを用いての海運業で有名な会社です。)

 

 

呉港の右手にある波止場は、その名も「大和波止場」

休日は親子連れや散歩をする地元の方たちで賑わいます。

どこにでもある普通の波止場かと思いきや、なんとここは戦艦 大和の前部甲板の半分を1/1スケールでイメージして作られた波止場なんです!あまりにも大きすぎて、僕自身しばらくの間ここが大和の前部甲板を模してるとは全く気付きませんでした(;^ω^)

大和の大きさを肌で感じられるファン必見のスポットですね!

 

 

 

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呉港の隣になにやら大きな建物が建っています。

呉の有名スポットのひとつ大和ミュージアムです!

その名の通り、戦艦 大和を中心に戦時中の様々な史料が多数展示されています。

 

館内の史料はもちろん撮影禁止なので写真はありませんが、ここに展示されている史料の数々、非常に貴重なものばかりで旧日本海軍や太平洋戦争を勉強する者としては本当に本当にありがたいんです!!

「え、こんな貴重な史料、一般の人が見ちゃっていいんですか!?」っていうくらい歴史的価値の高い史料があちこちに展示されています!

 

 

ちなみに僕は展示史料を隅から隅まで見て回るので、一旦大和ミュージアムに入ると最低4時間は出てきません(笑)

「4時間」という滞在時間も、展示物を見ているうちに疲れで集中力が切れてくるため仕方なく大和ミュージアムから出ているのであって、集中が続くのであればもっともっと何時間でも居たいくらいです!たぶん3日間くらい居ても飽きないと思うw

それくらい大和ミュージアムはすごいんです!!

 

 

感動するのは展示されている史料だけではありません。

館内1F「大和ひろば」というスペースには1/10スケール精巧模型 戦艦大和が展示されています!(こちらは商業等に使用しない限りは撮影OK)

“1/10スケール”と言うと少し小さく感じるかもしれませんが、戦艦 大和は全長263m1/10になった模型でも全長26.3mもあります!小学校の25mプール以上の長さ!一目見た瞬間その迫力に圧倒されること間違い無しです!!

 

 

休日には海軍ファンだけでなく多くの家族連れや旅行者で賑わう大和ミュージアム

大和や旧日本海軍に詳しくない方もぜひ訪れてほしい呉の有名スポットです(*≧▽≦*)

 

 

 

ちなみに余談ですが大和ミュージアム」という呼び名は1/10大和模型が展示されていることから付いた愛称で、この施設の正式名称は「呉市海事歴史科学館」といいます。意外と知られていない真実w

 

 

 

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大和ミュージアムの横、先程の大和波止場の前あたりに波止場区画と駐車場区画の境目を示す駐車場ポールが置かれています。

駐車場ポール自体は珍しくないのですが、これはなんだかとんがり帽子で形が変。。。

 

 

大和ミュージアムの駐車場ポールは戦艦 大和の主砲の砲弾として使用された九一式徹甲弾を模して造られているんです。

 

九一式徹甲弾」とは日本海軍が造り出した特殊徹甲弾です。

通常の徹甲弾は砲から撃ちだされるとそのまま敵艦に向けて空中を飛行していきますが、こちらの九一式徹甲弾は撃ちだされた後、勢いを保ったまま敵艦前で海に着水します。海中に突入した九一式徹甲弾は弾頭(とんがり帽子の部分)が外れ、急激に向きを変え、まるで魚雷のように海面下を水平に直進し、敵艦の喫水下(海中に沈んでる部分)を攻撃するのです。

 

 

特殊だったのは砲弾だけではありません。戦艦 大和には当時の最高技術の全てが詰め込まれました。各種兵器はもちろんのこと、艦員の居住スペースにおいてもそれは例外ではありません。階級の高い艦員が過ごす部屋の居住性は他の艦船の比ではなく「大和ホテル」と揶揄されることもあったそうです。

 

艦これのキャラクター 大和の「も~、ホテルなんて言わせませんよ」というセリフはここからきてるんですね(^ ^)

 

 

 

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呉港から見て南東、山の方に移動してみましょう!

 

山側に向かってひたすら進んでいき、やがて小高い丘の上に登ると、遠くまで見渡せる絶景ポイントに辿り着きます。ここは「歴史の見える丘」というエリアで戦艦 大和の生まれた場所を見渡すことができます。

遠くには呉港、眼下には先程「ONE」の貨物船を建造していた造船所ジャパン マリンユナイテッド 呉工場」のドックを見下ろすことができます。

さすがあれほど大きな貨物船を建造していた造船所。見渡す限り造船スペースで工場の規模にもドックの大きさにも度肝を抜かれます!

 

もうお分かりかもしれませんが、ここジャパン マリンユナイテッド 呉工場こそが“戦艦 大和が建造された場所”なんです!

 

ジャパン マリンユナイテッド 呉工場は、戦時中「呉海軍工廠という名前で主に海軍の艦船や兵器を製造する工場でした。

冒頭でお話しした通り、呉は日本海軍の重要地。呉海軍工廠では様々な新兵器の研究・開発・製造が行われていたそうです。一般的には戦艦 大和の建造が有名ですが、この他にも戦艦 長門戦艦 扶桑航空母艦 赤城航空母艦 蒼龍潜水艦 伊400など日本海軍史に残る重要な艦船が多数建造されたのもここ海軍工廠です。

日本海軍にとってここが重要な工廠であったことは疑いようもありません。

 

 

ちなみに大和は上の写真2枚目の左端、海まで伸びた長~い建物の中にあるドックで建造されました。(長すぎて写真に入りきってませんが(;^ω^))

他のドックは外に出ているのに、なぜ大和を建造したドックは建物の中にあるのか。

それは建造中の大和を隠すためです。

 

 

戦艦 大和は海軍の最高機密として極秘に建造されました。一般市民はもちろん、軍関係者でさえ大和の建造を知っていた人は少なかったそうです。さらには大和の建造に携わった人でさえ、今作っているのは何という船のパーツなのか一切知らされないまま建造が進められていたというのですから驚きです。

艦の名前もわからない、艦の規模もわからない、艦種さえも全く伝えられていない。そんな秘密尽くしにも関わらず、個々の技師が作り上げたパーツを組み合わせることによってここまで巨大な戦艦が出来上がったのですから、当時の日本の造船技術の高さが伺えます。

大和が航行を開始し、初めて呉の人々の前に姿を現したとき、人々はそのあまりの大きさに「山が動いてきた!」と驚愕した、という話も残っています。

 

 

 

現在、歴史の見える丘には「造船船渠記念碑」「噫戦艦大和塔(ああせんかんやまととう)」などの記念碑が建てられ、戦艦大和誕生の地を巡るうえでの重要なポイントのひとつとなっています。

 

 

 

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呉は大和だけじゃない!海上自衛隊もあるぜ!!

ということで海上自衛隊呉地方隊の話に入っていきましょう!

 

 

呉の海上自衛隊は、先程の「歴史の見える丘」を挟むような形で北側に海上自衛隊 呉地方総監部南側に自衛隊桟橋(昭和埠頭)があります。

 

呉地方総監部の中にある呉地方総監部 第1庁舎」は映画のロケ地としても有名です。

日曜日には、この第1庁舎や自衛艦艇の一般公開などもあるのでご興味ある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。(事前の申請必須)

(見学には規則がありますので、行かれる際は必ず「海上自衛隊 呉地方隊ホームページ」を確認してください)

 

 

もちろん他の海自基地の街と同様に海自クルーズ(「呉湾艦船めぐり」)もあります!

この呉湾艦船めぐり、通常のクルーズも人気なのですが、ここ呉にしかない特別なクルーズとして特に人気を集めるのが「夕呉クルーズ」です!

これは文字通り夕日が沈む時刻に合わせて海自クルーズをするというもの。夕陽に染まる自衛艦海上から眺められるなんて・・・。海自ファンとしてはそれだけで恐悦至極です(> <)!!

ただ、このクルーズの目玉は何といっても自衛艦旗の降下」にあります!

 

海上自衛隊には海上自衛隊旗章規則」というものがあり、これに従って各自衛艦には朝の8時からその日の日没までの間自衛艦旗という旗が掲げられます。この自衛艦旗を各艦一斉に降ろすのが自衛艦旗の降下」です。

 

「え、旗降ろすだけの光景見て楽しいの?」と思うかもしれませんが、夕陽が沈み、しだいに夜闇に変わっていく中、トランペットの音と共に各自衛艦が一斉に自衛艦旗を降ろしていく。その瞬間、辺り一帯が何とも言えない荘厳で張り詰めた特別な空気に支配されるんです。甲板上に整列した自衛官の皆さんはもちろん、艦船めぐりの乗客もその空気の中では一言も喋ることができず、海上にはただただトランペットの音色が広がっていく・・・。

それは、本当に涙が流れそうになるくらい綺麗な瞬間のように僕は思うのです。

 

 

 

この自衛艦旗の降下が終わると本格的に海上自衛隊の夜の任務が始まります。

夕呉クルーズはそんな特別な瞬間を間近で見られる貴重なクルーズなんです(*^-^*)

 

 

 

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では、艦船めぐりで見られる護衛艦を少しだけ紹介していきましょう!

 

まずは護衛艦「184 かが」

哨戒ヘリコプター搭載護衛艦横須賀基地所属の「183 いずも」の妹さんです。

 

かがの全長は248mなので、戦艦 大和はかがより15mも長いことになります。

大和がいかに大きかったかわかりますね!

 

 

 

本当にどうでもいい話ですが、艦これの加賀の性格を思うと船尾(おしり)を撮っちゃって本当にすいません!」となんだか申し訳ない気持ちになってきます(;^_^A

加賀「・・・頭にきました。」

 

 

 

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むらさめ型護衛艦 5番艦「105 いなづま」です。

 

後部のヘリ格納庫が開いてますね。

ヘリパッドのメンテナンスなどを行っていたのでしょうか?

 

 

艦これにも暁型駆逐艦 4番艦「電(いなづま)」がいます。

ゲーム開始初期から入手できる艦娘ですが、第六駆逐隊の一人として人気の高いキャラクターです!僕の鎮守府でも頑張ってくれてます(^_^)

 

 

 

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主に遠洋航海の練習のために運用される、練習艦「3508 かしま」です。

 

呉基地所属艦に、同じく練習艦「3513 しまゆき」がいますが、かしまとしまゆきは姉妹艦ではないので注意が必要です。かしまに同型艦は無いのでかしま型の練習艦はこの「3508 かしま」のみとなります。

 

艦これでも絶大な人気を誇る鹿島。

呉に来たらぜひ見ておきたい艦艇のひとつです(*´ω`)

 

 

 

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海上自衛隊の艦艇の中でも多くの謎のベールに包まれた艦。

音響測定艦「5201 ひびき」です。

 

敵潜水艦の音響情報の収集が任務とされていますが、そのスペックや運用方法などは機密として公開されていません。

 

先日(2020年1月15日)、岡山県の三井E&S造船 玉野艦船工場で進水・命名式を迎えた音響測定艦「あき」はひびき型の3番艦。ひびきの妹さんになります(^ ^)

 

 

 

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歴史の見える丘から自衛隊桟橋(昭和埠頭)を超え、更に南下してみましょう!

しばらく歩くとたくさんの潜水艦が見えてきます。

 

ここはアレイからすこじま

日本で唯一、現役の潜水艦を間近で見られる公園です!

 

ちなみに名前の区切り場所は「アレイ/からす/こじま」です。

その昔、呉浦にあった「からすこじま」という小さな島と英語で“小道”を表す「alley」から名付けられました。

 

たくさんの潜水艦が見られ、更には先程の音響測定艦「5201 ひびき」もよく近くに停泊しているので、休日にはカメラを抱えた大勢の海自ファンで賑わう公園です(*^^*)

 

 

 

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アレイからすこじまの端に目をやると、そこには一際迫力のあるクレーンが設置されています。

 

これは「魚雷積載用クレーン」

旧日本海軍で実際に使用されていた紛れもない本物です。

 

かつてはこれが稼働し艦船にたくさんの魚雷を積み込んでいたのかと思うと少し恐ろしく思えてきます・・・。役目を終えた今はまるでひっそりと眠っているよう。

 

 

平和がいかに大切で尊いものか、このクレーンを見ていると心に深く突き刺さってくるようです。

 

 

 

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アレイからすこじまから更に更に更に南下。もう歩ける距離ではないのでバス等を利用して行くことになるのが「“巡洋艦青葉終焉之地”碑」です。

アレイからすこじまの南、警固屋(けごや)地区にあります。

 

 

映画この世界の片隅ににも登場した重巡洋艦 青葉

フィリピン沖海戦で大破し呉港に帰港するも修理の目処が立たず、とりあえずは防空砲台として繋留されたのがこの場所でした。繋留された青葉はその後の空襲時も奮戦しますが、度重なる爆撃で大破着底。終戦後解体されるまでは傾いた状態で放置されました。

 

放置された青葉は地元のやんちゃな子供たちの遊び場になっていたそうです。

 

 

 

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そんな青葉の最期の地も今では穏やかな海が広がっています。

 

数々の最新鋭艦の建造や新兵器の開発など華々しい活躍にばかり目が行きがちの呉ですが、その反面戦争によって大きな傷を受けたのも呉の街なんですね。

 

 

艦これを好きになり、海上自衛隊を好きになり、そして旧日本海軍から戦争を学び平和学習をする者として、輝かしい歴史ばかりではなくこうした目を背けたくなるような史実にもしっかり向き合っていかなければならないと強く感じた場所でした。

 

 

 

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難しい話ばっかりでお腹すいたでしょ?(*^ ^*)

ご飯(飯テロ)の時間だよ!!(*´▽`*)

 

 

以前の記事でもちらっと紹介しましたが、呉は呉海自カレーがとても人気です!

「海自カレー」とは、海上自衛隊の各艦艇や施設で毎週金曜日に食べられているオリジナルカレーを地元のお店が完全再現。一般の僕たちでもそのカレーを楽しめるようにしてくれたものです!

(詳しい説明は以前の記事『最重要事項!「海軍カレー」と「海自カレー」の違い!!』を読んでね!↓↓↓

tabino-kanatani.hatenablog.jp

 

 

呉は日本に5ヵ所ある海自の街の中で販売されている海自カレーの種類が1番多く、

その数はなんと約30種類!!

そして、上に貼った写真がこれまでに僕がいただいた海自カレー!

全部で11種類!!

 

これでもまだ1/3なんですね・・・(涙目)

 

 

 

「カレーばっかりで飽きないの?」と思われそうですが・・・

正直、全っっっ然飽きません!!

 

海自カレーって本当に不思議で、全部同じ「カレー」という料理なのにそれぞれにちゃんと個性や違いがあって、まるで全く別の料理を食べているかのような感覚になるんです。なので、海自カレーばかり食べていても全然飽きがこない!

上に貼った海自カレーも11食11通りの見た目してるでしょ?(*^_^*)

 

 

呉で戦艦 大和や海上自衛隊に触れた後はぜひ海自カレーを食べてみてください!

味と共にきっと忘れられない思い出になりますよ(*≧▽≦*)

 

 

 

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長文大変お疲れ様でした。。。

 

いかがだったでしょうか。

呉は僕が大好きな場所。伝えたいことがどんどん出てきて、結果こんなマンモス記事になってしまいました(;^_^A

ただ正直言うと、この記事ではまだ呉の魅力の半分も伝えられていないと思います!

まだまだ伝えたい、書きたいことがいっぱい(> <)!!

 

でも、それに関しては僕があれこれ言うよりももっと簡単で楽しく確実に伝わる方法があります!それは、あなた自身が呉を訪れてみることです(*^^*)

 

大和ミュージアムに行くため、護衛艦を見るため、海自カレーを食べるため・・・。

理由はなんだっていいんです。僕の記事を読んで呉に興味を持ってもらえたなら、ぜひ次はご自身の足で呉を訪れてみてください。きっとこのブログで伝わってくる以上にたくさんの“楽しい”を感じることができますよ!

この記事が皆さんの旅のお手伝いをできたなら、こんなに嬉しいことはないのですから(*´ω`*)

 

 

 

 

 

今回ご紹介したのは、僕の大好きな広島県の街。

 

戦艦 大和の生まれ故郷、

そして旧日本海軍の最終絶対防衛地として呉鎮守府が置かれた街。

広島県 呉市でした!

 

 

みなさんもぜひ訪れてみてくださいね!

戦車、前進!! ~茨城県 大洗町~

 

 

鉄のように熱く強く。無限軌道のようにカタカタと愛らしい。そして大砲のように情熱的で必殺命中。戦車道を学べば、必ずや良き妻、良き母、良き職業婦人になれることでしょう。

 

ー 戦車道。それは乙女の嗜み。

 

 

 

 

茨城県 大洗町を一躍有名にした作品ガールズ&パンツァー

この中で描かれている“戦車道”とはこのような認識です。戦車は使いますが、命を懸けた戦いではなくあくまでも“スポーツ”や“武術”といった位置付けです。現実世界でいう「剣道」や「柔道」と同じ感じですね!

 

ちなみに「パンツァー」とはドイツ語で「戦車」のこと。

“女の子と戦車”という緩~いタイトルからは想像もつかないような熱くて激しい戦車戦が大人気のアニメです!

 

今回はアニメ『ガールズ&パンツァー通称「ガルパンの聖地、茨城県 大洗町を旅していきたいと思います!

 

 

それでは、早速いってみましょう!

パンツァー フォー!!

 

 

 

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茨城県水戸駅から鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線に乗車して約15分。ガルパンの聖地大洗駅に到着です!

ワンマン運転の年季の入った車両が旅心をくすぐりますね( *´艸`)

 

このホームも電車もそのまま作中に登場します。水戸駅で電車に乗った瞬間からもう気分はガルパン

上の写真は通常の車両ですが、運が良ければガルパンラッピングの車両に乗車することができます。こちらは外装も車内もガルパン一色!ファンには堪らないサービスですね(*≧ω≦*)

 

 

 

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信じられるかい?これ全部、改札内なんだぜ。

 

ホームから駅構内に入った瞬間、目に飛び込んでくるのはガルパンばかり!!

改札出る前からシャッターが止まりません!

「駅員さんに迷惑かな・・・(汗)」なんて心配になりつつも改札内をあちこち歩き回って写真を撮りまくります。

 

 

いろいろな人が利用する駅。そんな場所にこれほどまでに多くのガルパングッズを設置してくれているのですから、大洗町のみなさんがどれほどガルパンを大切に思ってくれているかが伝わってきてなんだか嬉しくなってしまいます(*^-^*)

 

 

 

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駅の外には大洗女子学園 あんこうさんチームのみんなが描かれた顔出しパネルが設置されています。

 

僕は一人旅なのでさすがにこのパネルから顔を出したことはありませんが、ガルパン好きの友人と共に大洗を訪れることがあればぜひ記念撮影したいと思っています。

あのパネルから顔を出して、変顔で写真を撮るのが密かな夢です(笑)

 

 

 

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駅の前にはイルカのモニュメントが!

もちろんガルパン作中にも何回も登場する大洗駅のシンボルです。

 

作中ではこの駅の前を戦車が轟音をたててガンガン走り回ります!!

 

 

 

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大洗駅からまっすぐ海側へと続く道路「きらめき通り」を進んでいくと、やがて大きなタワーが見えてきます。大洗の象徴「大洗マリンタワーです!

 

地上55mの最上階は展望台になっており、眼下に大洗の町や港を見ることができます。タワー前の広場はイベントスペースとして使われていて、休日の朝には朝市が開かれることもあるようです。

 

大洗でガルパンのイベントが開催されるときもこの広場がイベント会場になります。イベント当日はガルパンファンでこの広場が埋め尽くされるそうです(・_・;)

 

 

 

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大洗マリンタワーに登ってみましょう!

この日はあいにくの雨でしたがそれでもこの大パノラマ!!

360度、先の先まで見渡すことができます!

大洗を訪れた際はぜひ登っていただきたいビューポイントです(*^^*)

 

大洗港の方を見ると、ちょうど大型フェリー「さんふらわぁ」が入港していました。ガルパン作中でもちょっぴり登場しますね!

 

 

 

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続いて街を歩いてみましょう!

大洗マリンタワーを降りて北東方面には大洗の住宅地と共に商店地区が広がります。

 

大洗は海に面した町なのでついつい海沿いを歩きたくなってしまうのですが、ガルパンが好きな方はぜひ街の中を歩いていただきたい!

理由は上の写真の通り!右を向いても左を向いてもガルパン天国!!(*≧▽≦*)

 

なんと驚くことに、これらのほとんどはガルパンを応援するために大洗商店会の方々が自主的に設置・掲示してくださっているものなんです!ガルパン愛がすごい!

営業している商店の中には、お店の外や店内の一角にテーブルや椅子を設置して“カフェスペース”を作ってくださっているところもあり、ファンの憩いの場としても賑わっています。

 

 

 

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そんな商店街の中でも特に有名なのが「大洗割烹旅館 肴屋本店」さん!

玄関口には聖グロリアーナ女学院の隊長 ダージリンのキャラパネルが設置されています。

 

テレビ放送で聖グロリアーナ女学院の戦車が突っ込み玄関口が破壊され、更に劇場版でプラウダ高校 クラーラの戦車と聖グロリアーナ女学院 ローズヒップの戦車がダブルで突っ込み完全に倒壊したのが、この肴屋本店さんです(笑)

 

劇場版の倒壊のシーンでは思わず笑ってしまいましたw

よくこんな使われ方で許可くれたなww

 

ガルパンファン憧れの宿泊先のひとつです!

 

 

 

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商店街を抜け、少し海の方へ歩くと海岸へ出ます。ここが大洗海岸です。

この海岸線に沿って旅館やホテルが建ち並んでいます。

 

海水浴をするビーチとは違いゴツゴツした岩が顔をのぞかせる波打ち際。時折立つ大きな白波が本当にかっこいいんです!

 

劇場版ではこの海岸をたくさんの戦車が走り抜けていきます。

海中に車体を隠していたプラウダ高校の重戦車「KV-2」がタイミングを見計らって奇襲を行ったのは白い灯台の横あたりからでした。

 

 

 

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大洗海岸に建ち並ぶホテルのひとつ「大洗シーサイドホテル」さんです!

 

よく見るとホテルの壁に何やら穴が・・・。

 

劇場版で海から上がってきた重戦車KV-2は大洗女子学園の戦車に向かって砲弾を放ちます。が、残念ながらはずれ。その砲弾は流れ弾となって奥に建っている大洗シーサイドホテルさんの壁に命中するのですが、なんとこの穴はそのときにできた砲弾痕を再現してくれているんです!

 

なんてノリがいいんだ大洗シーサイドホテル!!

 

 

大洗でガルパンのイベントが開催される際に出演する声優さんが宿泊されるホテルとしても有名で、先ほどの肴屋本店さんと共にガルパンファン憧れの宿泊施設となっています。

 

 

 

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大洗海岸を進んでいくと大洗磯前神社(おおあらい いそざきじんじゃ)」に到着します。海の中に建っている鳥居は観光名所としても有名ですよね!

荘厳な鳥居と岩壁に当たって打ちあがるダイナミックな白波のコントラストは本当に目を見張る魅力があります!

天気がいい日にはたくさんの観光客がカメラを構えるスポットです(*^^*)

 

 

劇場版では大洗磯前神社の大階段をなんと戦車で下っていくシーンがあります。バチ当たりか!(笑)

 

 

この日は雨が降っていたので残念でしたが、大階段を登りきった後に振り返って眺める海は本当に息を飲むほど綺麗なんです。「この景色を見るためにまた大洗に来たい!」と思えてしまうほどです。

 

 

 

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境内の絵馬掛所にはガルパンイラストが描かれた絵馬がいっぱい!聖地ならではの光景ですね(*^ ^*)

その横には巨大なガルパン絵馬も設置されています。

 

個人の願いだけでなく、みんなの“ガルパンが好き”という気持ちもいっぱい詰まった場所なんですね(*^-^*)

 

 

 

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冬の大洗に来たなら絶対食べるべき!あんこう鍋」!!

大洗町卸売市場」の近くにある「海のごはん家 磯菊」さんでいただきました。明るく広い店内で店員さんも親切なのでとても入りやすいお店です( *´艸`)

 

あんこう鍋」と聞くと“数人で食べる料理”というイメージがあるかもしれませんが、ここ大洗では一人用のあんこう鍋を用意してくれているお店もたくさんあります。シングルトラベラーとしては本当にありがたいかぎりです!

ただ、お店によっては予約が必要なところもあるので、事前に調べておくことをおすすめします。

 

冬が旬のあんこうは身がプリプリモチモチで非常に美味!まさしく「コラーゲン!」って感じです!お鍋の味付けは優しいみそ味。汁を飲むたびにほっこりと癒されます(*´ `*)お刺身の三種盛りもとても美味しくて大満足なランチタイムでした!

 

 

 

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いかがだったでしょうか。

 

雨天での旅でしたが、それでも数えきれないほどたくさんの魅力が詰まった町、大洗。

今までいろんなアニメやゲームの舞台になった街を旅してきましたが、ここまで町全体を挙げてその作品を応援してくれているところは本当に珍しいです。駅に商店街、ホテルに神社まで。町のみなさんのガルパンを愛する気持ちが伝わってきて、なんだかとても幸せな気持ちになれる場所です(*´ω`*)

 

 

 

ファンも町の人もみんながガルパン仲間。 アットホームな雰囲気に思わず地元にいるような安心感をおぼえてしまう町。

ガールズ&パンツァーの聖地 茨城県 大洗町でした!

 

みなさんもぜひ訪れてみてくださいね!

GINのラーメンレポート3 【京都北白川 ラーメン魁力屋(五反田)】

 

最近旅記事ばっかりだったので、今回は久しぶりにラーメン記事を書いていきたいと思います。

 

決して、決してラーメン記事忘れてたとかそういうアレではないですからね!旅記事書くの楽しすぎて「まぁラーメン記事は気が向いたら書けばいいや・・・。」とかそういうこと思ってたとか絶対ないですからね!!!

 

 

 

 

はいっ!身の潔白も証明できたところで張り切ってラーメン記事書いていきましょう!(*゚▽ ゚*)☆

 

 

 

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今回ご紹介するのは、東京都品川区「五反田駅」の近くにある「京都北白川 ラーメン魁力屋」さん!品川区だけど最寄は品川駅ではないので注意してくださいね。

 

 

品川区五反田ということでまさに都心+ビジネス街、さらには駅から近いところにある今回のお店。平日の12~13時は超満員になるので、行くなら休日か昼のピークの時間を避けて行った方がいいでしょう。

 

お店は少し奥まった場所にありますが、店内は広いし外への視界もひらけているので比較的女性でも入りやすいお店ではないでしょうか。店員さんも元気で明るい方ばかりなのでとても気持ちよく食事ができるお店です!

ただまぁ先に述べた通り、五反田はビジネス街なので平日の昼間はサラリーマンのおじさんたちでいっぱいになりますけどね・・・(;^ω^)

 

 

 

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僕が毎回注文するのは「特製醤油全部乗せラーメン」!この写真を撮影したときはお昼どきだったので、ランチセットの唐揚げとライスがついてます。

 

ピリッと辛い醤油スープには見ての通り背油がいっぱい。かなりのこってり味を覚悟してしまう見た目ですが、そんな見た目とは裏腹に味はあっさりしていて全部飲み干しても胃にもたれることはありません。ひとくち目から出汁の効いたまろやかな醤油味が口の中いっぱいに広がります。

麺は細麺ストレート。しっかりとしたコシがあって噛むとコリコリと心地よい歯ざわりです。チャーシューは薄いですが、その分とても柔らかいので麺やスープと一緒に頬張っても全く邪魔になりません。

 

「ラーメン」というよりも「極限まで洗練された中華そば」といった感じでしょうか。

無理に飾ったりはせず、中華そば本来の良さや旨味を最高まで高めた逸品だと思います!

 

 

 

 

 

魁力屋さんのラーメンは食べたくなりましたか?(笑)

少し人混みの多い場所にあるお店ですがその分味は間違いないので、近くを訪れた際は(というか五反田で仕事があった際は?)ぜひ食べてみてください(*^-^*)

 

 

以上、GINのラーメンレポートでした!

名古屋港のオレンジの船 ~名古屋港・南極観測船 ふじ~

 

旅というのは本当に不思議なもので、訪れた先々で必ず珍しい発見や貴重な体験に触れることができます。それまで特に興味がなかったものでも、旅先で触れたことがきっかけでその後大好きになってしまう、ということも珍しくありません。

興味がある・ないに関わらず“どこかに赴く”ということは、それだけでとても有意義なことかもしれませんね!

 

普段アニメ・ゲームの舞台やそれらが関係する土地(聖地)ばかり旅してる僕ですが、ときにはそういったものが関係していない場所、聖地ではない場所を旅することもあります(*^-^*)

 

 

今回は、先日の名古屋旅で訪れた場所の中からアニメ『八十亀ちゃんかんさつにっき』に描かれていないスポットふつ旅(普通の旅)として紹介していきたいと思います!

 

 

 

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まずは名古屋駅周辺から。これは朝8時半頃に撮影したものです。

 

ブログに載せることを前提として人が写りこまないように注意して撮影したので、人の往来が少ないように見えますが、実際は朝早くからたくさんの人が行き交う大きな街です。というか普通に大都会です。新宿や渋谷と何ら変わりません(;^ω^)

 

「東京からはるばるやってきたぜ!」とテンションアゲアゲ↑↑な僕でしたが、名古屋駅周辺を歩いてるときの「ん?今歩いてるのは渋谷?新宿?丸の内?」と思わず錯覚してしまいそうになった感覚は今でも忘れません(笑)

 

 

名古屋といえばカフェでのモーニングが有名なのですが、この日は残念ながら名古屋モーニングを楽しむことはできませんでした。。。

それもそのはず、どの店に行っても人、人、人!!!

 

朝8時半だというのにモーニングサービスをしている店はどこも入店待ちの列ができている状態でした!これにはさすがにびっくり(;'∀')

 

個人的には名古屋モーニングって地元の人からすると、

「え?モーニング?あぁ、なんか他所から来た人は喜んで行くよね。別に僕らとしては普通なんだけどね。こぞって行くようなものでもないと思うけどなぁ(笑)」

みたいな感じで、僕らのような観光客が喜んでいるだけで地元民からすると取り立てて食べに行く必要もないもの、といったイメージだったのですが、

完っ全に僕が間違ってました!!( ;∀;)

 

名古屋のモーニングは戦争です!弱肉強食です!食うか食われるか、もとい食えるか食えないか、です!!

残念ながら今回は“肉”の方になってしまった僕・・・。しかし、そうとわかればもう油断はしません!次、名古屋モーニングを狙うときは確実に勝ちに行きます!!( `☆Д☆´)

 

 

ちなみにモーニングサービスのないチェーン店(DOUTOR、サンマルクカフェetc...)などは逆にめちゃくちゃ空いてて、なんだかその光景が珍しくて新鮮でした( *´艸`)

 

 

 

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名古屋モーニングの恐ろしさに震えながら(笑)到着したのは名古屋港!

名古屋の地下を環状に走る名古屋市営地下鉄 名城線に乗り金山駅市営地下鉄 名港線に乗り換えます。そのまま終点名古屋港駅まで行き下車。地上へ出て海側へ歩いていくとすぐに着きます。

 

ここへ来た目的は南極観測船 ふじ」を見るため!

名古屋港駅から地上に出て海側へ歩いてる時からすでにマストのようなものが見え隠れしていました。逆にこのマストを目指して歩くと迷わずに行けるかもしれません。

 

「ふじ」が係留してある埠頭の広場にはふじの主錨やスクリュー、南極調査の時に使用された雪上車が展示されています。

巨大な船を運用するために使用されていた錨やスクリュー。当たり前ですがどれもビッグサイズです。こんな大きなものが実際に動いていたと想像すると、どうしてもロマンを感じてしまいます( *´艸`)

 

 

 

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先ほどの錨やスクリューが展示されている広場の目の前。名古屋港で一際目立つオレンジの船が南極観測船 ふじ」です。もちろん、かつて実際に運用されていた本物の南極観測船です!

 

このふじを見て「なんか海上自衛隊の艦艇に似てるなぁ(*'▽')」と間抜けなことを言ってしまった僕。

お恥ずかしい話ですが、実はこのとき南極観測船が海自所属の船”とは全く知りませんでした。名古屋港へ来た理由も「名古屋港になんかデカい船があるらしいから見てみたい」という大雑把なものだったのです。

艦首にある艦番号や艦名を見て初めてこれが海自の船だということに気付いた次第です(;^_^A

 

 

確かに、現在の海上自衛隊にも南極観測を行うための艦、砕氷艦「5003 しらせ」という艦艇があります。このしらせの先代で南極観測の役目を担っていたのが「ふじ」だったんですね!

 

他の記事を読んでもらうとわかる通り、大の海自好きな僕。思わぬところで海上自衛隊に触れられてテンションめちゃくちゃ上がりました(*≧ω≦*)

 

 

 

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ふじは一般公開されているので船内を見学してまわることができます。

 

護衛艦でないとはいえ大切な任務を遂行するための船。船内には様々な部屋があり、廊下の床や壁にまであらゆる装備品が備えられています。

 

外から見るととても大きな船ですが、船内は非常に狭く、通路も前から歩いてきた人とギリギリすれ違えるくらいの幅しかありません。写真の通り、階段もとても急で足を置く踏板もめちゃくちゃ細くて狭い。誤って踏み外したりしたら大変です。

あらゆるものが最小限のスペースで納められていてデッドスペースが全くない、といった印象を受けました。

 

“これは旅客船ではない。任務遂行のための船だ”ということをひしひしと感じさせられる空間でした。

 

 

 

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船内の各部屋の写真です。

狭い廊下や階段とは対称的に室内は意外と広々としているように思いました。他の自衛艦と同じように個室が与えられているのは階級の高い方たちだったのでしょう。

 

実際に入室はできませんが、場所によっては船上での生活風景が見てとれるように人形が置かれていたりします。

 

隊員の皆さんの生活を知る上ではとてもわかりやすくていいのですが・・・

この人形なかなかリアルでちょっと怖い・・・(>_<)

 

仮に本物の人間が混ざっていたとしても絶対にわからないと思います。それくらいリアルなんです。。。

昼間の明るい時間なのでいいですが、正直、夜の暗がりでは見たくないですね。。。

 

 

 

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船内を順路通りぐるっと見てまわるとやがて船外に出られます。

 

このとき感動したのが船体右舷の通路甲板。めちゃくちゃ広い!!先ほどの船内の廊下とは雲泥の差です!おそらく2~3倍くらいの幅はあるのではないでしょうか。

南極観測は船外活動が多いので、任務時迅速に動けるように船内よりも広いスペースをとっているのかもしれません。

 

 

マストを見上げると今でもレーダーユニットがくるくると回っています。

もちろん任務を終えた今ではレーダーを稼働させる必要はないので、雰囲気を出すためにだた回しているだけだと思いますが、それでも本物の南極観測船に乗り込んで見学しているのですから、これは嬉しい気配りですね!

 

 

 

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後部甲板に出ると海上自衛隊のヘリが展示されています。

 

こちらも南極観測活動の際使用されていた本物のヘリ。実際に乗り込むことはできませんが、ヘリ側部のハッチが開いていて中を覗き込めるようになっています。いろいろな計器が積まれていて結構狭い機内なのかと思いきや、がらんどうの広い空間がぽっかりと空いている機内でした。

 

データ収集や測定のためのヘリではなく、主に人員輸送などを行うためのヘリなのかもしれません。(もしかしたらどこかにヘリの説明が書いてあったのかな・・・(;・∀・))

 

 

 

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船の前部甲板の左右には大きなクレーンが1基ずつ搭載されています。

これは荷物の積み下ろしの際に使用されたクレーンで片方が最大8t、もう片方が最大10tの重さのものを吊り上げる能力を持っているそうです。

 

2基のクレーンの間の床面には大きなハッチが設けられており、この下が雪上車の格納庫になっています。

 

 

 

南極観測船 ふじ」。海上自衛隊の船ではありますが、護衛艦とはまるで違う装備や機能、船内施設を見てまわることができるとても貴重な船です。

これは1回見学して終わるのはもったいない!何回も訪れて隅々まで見学する必要がありそうですね!(´▽`*)

 

 

 

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興奮のふじ見学を終えて向かったのは、名古屋港のシンボルともいえる「名古屋港ポートビル」。ふじのすぐ目の前に建っています。

白い帆船をイメージして建てられたビルで建物内には海洋博物館や展望室、講堂や会議室などがあり、港のふれあいの場として使用されているそうです。

 

今回は最上階の展望室まで登って名古屋の街を眺めてみました!

下からビルを見上げていた時はそれほど高さはない印象だったのですが、登ってみると想像以上に高くてめちゃくちゃ綺麗な景色♪

先ほどまで見学していたふじの全体像もはっきり見ることができますね!

 

この日は天気にも恵まれたので名古屋港周辺はもちろん、名古屋の端の方まで見渡すことができました(*^▽^*)

 

 

 

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いかがだったでしょうか。

 

今回は“ふつ旅”として主に名古屋港の南極観測船 ふじ」「名古屋港ポートビル」をご紹介しました。

 

個人的な感想としましては、ふじが楽しすぎる!!

まぁこの記事のふじパートの熱量からすでに伝わってるかもしれませんが・・・(;^ω^)

 

日常生活ではもちろん、護衛艦を勉強しても知ることのできない技術や知識をたくさん知れるとても有意義な時間でした!これはまた行くしかない!!

 

 

 

 

今回は「南極観測船 ふじ」ばかり紹介してしまいましたが、この他にも名古屋港水族館「ガチャガチャミュージアムなど名古屋港には楽しいスポットがいっぱいあります。

 

昼にあちこちまわってみるもよし。夜にゆっくり海を眺めるもよし。

時間によって様々な楽しみ方ができるのが名古屋港のイイところですね(*^^*)

 

みなさんもぜひ訪れてみてくださいね!

最重要事項!「海軍カレー」と「海自カレー」の違い!!

 

横須賀、舞鶴、呉、佐世保、大湊。

日本に5ヵ所ある海上自衛隊基地の街に行くと必ずと言っていいほど「カレー」を宣伝する幟(のぼり)やポスターを見かけます。

 

「お、カレーか。美味しそうだな~」なんて思いながらいろんなカレーの宣伝幟やポスターを見ていると、次第にある違いに気付いてきます。それは商品によって海軍カレーという名前のものと「海自カレー」という名前のものがあること。特に横須賀では「海軍カレー」という名前を見かけることが多く、呉では「海自カレー」という名前を見かけることが多いです。

 

 

 

まぁ海自の前身は日本海軍だし、言い方の違いだけで海軍カレーも海自カレーも同じっしょ(*´з`)~♪

 

 

 

と思っているあなた。

さぁお勉強の時間ですよ!!!

 

 

海軍カレー」と「海自カレー」は似ているようで、実はその意味やルーツは全く違うんです!

 

たかがカレー、されどカレー。

その歴史や意味を知ることでより美味しくカレーをいただけるようになるのです( *´艸`)

 

今回は海自の街の名物「海軍カレー」と「海自カレー」の違いについて説明したいと思います。

最重要事項ですから、きっちり覚えてくださいね!!

 

 

 

 

 

【元は病気予防の健康食だった!?海軍カレー

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上の写真は全て海軍カレーです。

まずは海軍カレーについて説明していきましょう!

 

海軍カレーを知るには、まず日本でのカレーの歴史を知らなければなりません。

明治時代、日本海軍の中では脚気(かっけ)という病気(発症すると心不全による足のむくみや神経障害による足のしびれが起こり、最悪の場合死に至る)が大流行していました。この病気の原因はビタミンB1が不足すること。なので、ビタミンB1を効率よく摂取することができれば脚気を防ぐことができます。そこで注目されたのが、当時イギリス海軍で食べられていた「カレー」でした。(当時は「ライスカレー」という名で、カレー風味のシチューに小麦粉でとろみをつけ、それを麦飯にかけたものだったそうです)

カレーの提供が開始されると海軍内の脚気患者は見る見る減少。見事、脚気の撲滅に成功したのでした。

 

その後カレーは「海軍割烹術参考書」という本にレシピが記され、本格的に軍隊食として提供され始めます。“レシピ”というとなんだか軽い感じが出てしまいますが、この海軍割烹術参考書は言わば海軍食の規約本のようなもの。調理の手順や切った野菜の形や大きさまで細かく定められているんです。

 

そんな「海軍割烹術参考書」の軍隊食カレーを現代に復元、更に各店ごとに少しアレンジを加えて提供されているのが海軍カレーなのです!

“アレンジが加えられている”とは言っても海軍割烹術参考書のルールを厳しく守って調理されているので、十分に軍隊食カレーの味を楽しむことができます!

 

海軍カレーが有名な横須賀では「海軍割烹術参考書」のルールに加え、「提供時には必ずサラダと牛乳を付ける」 「認定を受けた店だけが“海軍カレー”の名称を使用できる」などのルールも定められています。

こうしたルールが守られているおかげで、どのお店に入っても安心して海軍カレーをいただくことができるわけですね(*´ω`)

 

 

 

 

 

自衛隊の食事に触れよう!海自カレー】

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続いて「海自カレー」について説明していきましょう!

 

先述の通り、日常的にカレーが提供されていた旧日本海軍。これは海上自衛隊になった現在でも変わりません。ただ、食料の保存技術や調理技術の向上で脚気のリスクが減った今では、脚気予防とはまた違った理由でカレーが食されるようになりました。

それは「曜日感覚を忘れないようにするため」です。

 

遠洋航海の任務などでは外の景色が全く変わらず、また決まった曜日に休みが取れるわけでもないので、曜日感覚がなくなってしまいます。これを防ぐために、海上自衛隊では“毎週金曜日にカレーを食べる習慣”が生まれました。

またご存知の通り、海上自衛隊はいろいろな艦艇を持っており、各艦艇ごとに調理場があり給養員(調理員)の方がいます。そのため、それぞれの艦艇で調理・提供されるカレーは給養員長(料理長)や給養員の方々のこだわりが詰まった各艦艇オリジナルのカレーになっていったのです。

 

そんな各艦艇で食べられているオリジナルカレーは自衛艦艇や海自の関係施設に立ち入ることのできない私たちでは、通常、口にすることはできません。。。

 

 

そこで!

 

 

地元のお店が各艦艇・海自施設で提供されているオリジナルカレーを忠実に再現、一般の私たちでもそのカレーを楽しめるようにしたのが「海自カレー」なのです!

しかも、海自カレーはその艦艇の艦長や給養員長に試食してもらい「艦内・施設内で出されているカレーと同じ味!」と認定を受けたものしか“海自カレー”として販売することを許されません。つまり、海自カレーは「海上自衛艦海上自衛隊施設で提供されているカレーと限りなく同じもの!」といっても過言ではないわけです(*≧▽≦*)

 

現在、海自カレーの数が最も多いのはなんと約30種類もの海自カレーを楽しむことができます!呉には何回も訪れている僕ですが、制覇への道はまだまだ長いです(;^_^A

 

 

 

 

 

【まとめ】

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海軍カレー

・昔、海軍で食べられていた健康食が元

・「海軍割烹術参考書」によって調理のルールが決められている

・各店のアレンジが加えられている

 

〔海自カレー〕

・各艦艇、海自施設で提供されているカレーを完全再現

・艦艇、海自施設ごとで全く異なるカレーが楽しめる

・艦長や給養員長からの認定を受けたものしか「海自カレー」として出せない

 

〔共通すること〕

めちゃくちゃ美味しい!!

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか。

 

海軍カレー」と「海自カレー」。同じカレーでもそのルーツや意味合いは全く違うんですね!それぞれに込められた特徴やこだわりを噛みしめながら食べるとより“通”なカレータイムになるのではないでしょうか。

 

とはいえ、1番大切なのは“美味しくいただくこと”。

この記事を読んで「ちょっと難しかった・・・」という方は、難しいことは考えずにまず一度、海自の街にカレーを食べに行ってみてはどうでしょうか?(*^-^*)

美味しくて楽しくて、きっと「海軍カレー」「海自カレー」に興味が湧くと思いますよ!

 

 

 

今回は「海軍カレー」と「海自カレー」の違いについてまとめてみました。

それぞれの特徴や意味、わかっていただけましたでしょうか。

 

どのカレーにもちゃんと個性があって、食べ続けても全然飽きないのが「海軍カレー」「海自カレー」の魅力です!(*^^*)

みなさんもぜひ、海自の街にカレーを食べに行ってみてくださいね!

暁の水平線に勝利を刻め!≪帝都防衛の要 横須賀鎮守府≫ ~神奈川県 横須賀市~

 

突然ですが!!

 

主な海上自衛隊の基地は日本国内に5ヵ所あります。全て言えますか?(*'ω'*)

 

 

 

海上自衛隊旧日本海軍が好きでないとなかなか5ヵ所全てを答えることは難しいかもしれません。ただ、海自のことは知らなくても「そういえば横須賀はなんかデカい船あったかも・・・」と真っ先に横須賀の名前を挙げる人は多いように思います。

さすがは東京から一番近い海自基地!全国放送のテレビ番組などで海上自衛隊が紹介されるときは、ほとんどの場合横須賀基地が映されていますからね!そういう意味では横須賀の海上自衛隊は印象に残りやすいのかもしれません。

 

 

 

海上自衛隊横須賀地方隊の前身横須賀鎮守府日本で最初に設置された鎮守府です。旧日本海軍の時代から現在に至るまで首都防衛の要としてその責務を担い続けています。

 

 

この記事では、海上自衛隊 横須賀基地の艦艇とその周辺を、僕の大好きなブラウザゲーム艦隊これくしょん~艦これ~』に絡めつつ紹介していきたいと思います(*^ ^*)

 

 

 

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まずは横須賀へのアクセスから。

 

電車を利用しての横須賀への行き方は大きく2つあります。

ひとつめは、京急電鉄本線を利用し「汐入」駅で下車する行き方、もうひとつは、JR横須賀線を利用し「横須賀」駅で下車する行き方です。

 

駅の位置的には横須賀駅の方が海上自衛隊に近いです。

ただ、双方の品川駅からの運賃と所要時間を比較すると・・・

 

                運賃    所要時間
京急電鉄  品川~汐入     650円   約50分
JR    品川~横須賀    814円   約1時間

 

となっており、東京方面から向かうのであれば京急電鉄を利用する方が少しお得です(^^)僕も横須賀へ行くときはいつも京急を使ってます♪

 

 

 

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しかし!今回は海上自衛隊 基地めぐり」ということなので、海自基地に近い横須賀駅からスタートすることにしましょう!

 

ちなみにこの横須賀駅、全国的にも珍しい“階段が無い駅”として有名だそうです。確かに駅構内にもホーム上にも階段が無い。。。マニアの方々の間では有名とのことですが、僕は言われるまで階段が無いことに全く気付きませんでした・・・。すみません(;^_^A

 

駅の前に佇んでいる可愛いキャラクターはよこすか海軍カレーの公式キャラクター「スカレー」ちゃんです!

5月20日生まれ、カモメの年齢で9歳だそうです。

趣味はカレーの食べ歩きとスプーン集めと飛行訓練。好きなものはもちろんカレー!行ってみたい場所はイギリスとのことですが、スカレーちゃんの公式Twitterを見てみると灰ヶ峰展望台(←呉市)も加えられていましたw

 

スカレーちゃんのプロフィールからもわかる通り、横須賀はカレーが有名です!ここは他の海自基地の街と同じですね(*'▽')ただ少し違うのは、横須賀は海“自”カレーよりも海“軍”カレーが有名だということ!

「海自カレーと海軍カレーって何が違うの?」という疑問が生まれると思いますが、それについては改めて別の記事で書こうと思っているので今回は詳しく触れません。

 

とりあえず「横須賀は海自カレーよりも海軍カレーが有名!」って覚えておいてください(*^-^*)

 

 

  

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横須賀駅を出て海側へ歩いていくとすぐ「ヴェルニー公園」という公園に入れます。そのままボードウォークをまっすぐ海沿いまで歩くとすぐ目の前には巨大な護衛艦が!自衛隊桟橋まではそこそこ離れているのですが、それでも護衛艦の迫力は十分に伝わってきます!

思わず「でけぇ・・・」と声が漏れてしまいますよ(^^)

 

 

 

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そのままテンションに任せて海沿いを歩きたくなると思いますがちょっと待って!!

逸る気持ちを抑えてぜひ行ってみてほしい場所があります。

 

横須賀駅側からヴェルニー公園に入ってすぐのところにある「ヴェルニー記念館」です。

この公園の名前にもなっている「ヴェルニー」とはフランスの技術者「フランソワ・レオンス・ヴェルニー」のこと。

ヴェルニーは1865年から1876年までの11年の間に横須賀造兵廠や横須賀海軍ドック、灯台など様々な近代施設の建設を指導し日本の近代化を支援しました。つまり「日本の近代化を支えた人」といっても過言ではない人物です。旧日本海軍の高い造船技術はこのヴェルニーが伝えた技術があってこそ確立できたものといえるでしょう。

 

 

 

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このヴェルニー記念館では、ヴェルニー自身の生い立ちや横須賀海軍工廠の歴史などを学ぶことができます。

 

館内に入った瞬間まず真っ先に目に付くのが、巨大な鉄の塊「スチームハンマー」です。スチームハンマーというのは、蒸気の力を利用して巨大なハンマーを持ち上げ、それを落下させる力によって金属素材を打ち伸ばす工業機械のことです。

 

このヴェルニー記念館には「0.5t 片持ち型スチームハンマー」「3t 門型スチームハンマー」の2基が展示されています。

これらはいずれも1865年にオランダで製造され、その翌年にヴェルニーの指示によって横須賀製鉄所(後の「横須賀海軍工廠」)に輸入された後、約130年もの間使用され続けたものです。現在では国内に現存する最古のスチームハンマーとして国の重要文化財に指定されています。

 

間近で見ると本当にすごい迫力!こんな巨大な鉄の塊が動いていたのかと思うと少し恐怖すら感じてしまいます。

また横須賀海軍工廠といえば、戦艦 陸奥や戦艦 山城、航空母艦 信濃重巡洋艦 鈴谷が建造された工廠でもあります。もしかしたら、このスチームハンマーで製造された部品がこれらの艦船にも使用されていたのかもしれませんね!

 

 

また、ヴェルニーは近代工業技術と共に今の私たちにとって身近な様々なものを日本に伝えました。例えば、日曜日って基本的には「休日」とされてますよね。実はこの「日曜日は休日」という決まりを伝えたのもヴェルニーなんですよ( *´艸`)

 

この他にもヴェルニー記念館には興味深い史料や話がたくさん展示されています。お時間が許すなら、ぜひ隅から隅まで展示物を楽しんでみてください!

 

 

 

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ヴェルニー記念館を出てそのまままっすぐ前に目を向けると、とても大きな棒が横たわっていることに気が付きます。思わず「なにこれ?」と言ってしまう人も多いかもしれません。

 

これは旧日本海軍長門型戦艦の2番艦 陸奥の主砲「41cm連装砲」の1門です。

風雨の浸食を避けるためのコーティング(塗装)が施されている影響で見た目的に重々しさが弱くなっているせいか、しばしばレプリカと間違われるのですが、紛れもなく戦艦 陸奥の艦上で稼働していた本物の砲です。

 

戦艦 陸奥は姉妹艦の戦艦 長門と共に日本海軍の象徴として国民に親しまれた戦艦でしたが、1943年、広島湾沖の柱島泊地に停泊中、主砲火薬庫からの謎の爆発によって沈没してしまいます。戦後になり海底から引き揚げられた陸奥の主砲は、その後しばらく東京お台場の「船の科学館」に設置されていましたが、2017年に横須賀ヴェルニー公園に移設されました。

先ほど言った通り、横須賀は戦艦 陸奥が建造された場所。この主砲の新たな居場所としてはぴったりですよね(*^-^*)

 

 

ちなみに艦これにも戦艦 陸奥がいます。

ゲーム内で陸奥がしつこく「火遊びはやめて!」と言うのは、過去に爆発沈没事故があったからなんですね。(【注意】一説では「陸奥の爆発は人為的なものだった」とするものもありますが、現在でもその明確な原因はわかっていません)

 

 

 

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陸奥の主砲を通り過ぎ、まっすぐボードウォークを歩いていくと、ヴェルニー公園は上空から見るとL字の形になっていることに気付くと思います。そのちょうど折れているところあたり、海とは反対の道路に面する公園入口にあるのが「旧横須賀軍港逸見波止場衛門」です。(ちなみに「逸見」は「へみ」と読みます)

 

特に仕切りがあるわけではなく説明看板なども設置されていないので、ついつい普通の入り口門だと思って素通りしてしまいそうになるのですが、これも立派な横須賀軍港の史跡。

「波止場衛門」の名の通り、軍港入り口の衛兵の詰所として使用されていました。写真の衛兵ボックスが左右に1つずつ。海を前方にして、左のボックスには「逸見上陸場」、右のボックスには「軍港逸見門」との文字が掲げられています。

 

ここも横須賀鎮守府の出入り口として多くの軍人さんが行き交ったのでしょうか(*^-^*)

 

 

 

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横須賀に来たなら乗っておかなきゃね海自クルーズ!

 

横須賀は海自クルーズがめっちゃ素晴らしいんです!首都圏から近いので休日はちょっと人が多いですが、それでも絶対に乗っておくべきです!!

 

ここからは横須賀の海自クルーズ「YOKOSUKA軍港めぐり」海上自衛隊 横須賀基地自衛艦を見ていきましょう(*≧▽≦*)

 

 

 

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クルーズに乗り込む前から、ヴェルニー公園の対岸に見えているのは海上自衛隊保有する「潜水艦」です。

 

本来、ヴェルニー公園の対岸はアメリカ海軍基地なのですが、海上自衛隊横須賀潜水隊(第2潜水隊群)だけはアメリカ海軍基地側にあります。

 

潜水艦は海上に出ている部分では艦番号がわからないため、クルーズ船からの目視では艦名を言い当てることはできません。ただ船尾の舵の形に特徴があり、舵の形が「十字」になっているのが「おやしお型潜水艦」「X字」になっているのが「そうりゅう型潜水艦」です。

 

上の写真は、海上に出ている舵の形からX字舵ということがわかるので、そうりゅう型潜水艦ですね!

 

 

 

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クルーズ船が出航し、しばらくすると見えてくる一際大きな護衛艦

いずも型護衛艦1番艦「183 いずも」です。

全長は約250m、基準排水量(重さ)は約20000t。海水を取り込み真水に変える能力を持っています。

 

見上げるアングルの写真なのでわかりづらいですが、艦上はフラットになっており哨戒ヘリを複数搭載できます。

 

呉基地所属の「184 かが」と共に、海上自衛隊史上最大の護衛艦です。

 

 

 

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続いて見えてきた護衛艦あさぎり型4番艦「154 あまぎり」です。

高性能20mm機関砲ファランクス」対艦ミサイル「ハープーン」対潜ミサイル「アスロック」などが装備されています。

写真では少しわかりづらいですが、艦後方にはヘリコプターランディングパッドが設けられており哨戒ヘリを1機搭載することができます。

 

ちなみに艦これにも天霧がいます。こちらは綾波駆逐艦の5番艦

気の強いメガネっ娘です(^ ^)

 

 

 

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自衛艦が3隻並んでいます。

一番左は先ほど紹介した「154 あまぎり」。真ん中にいるのがあすか型1番艦 試験艦「6102 あすか」。一番右にいるのがこんごう型2番艦「174 きりしま」です。

 

まず「6102 あすか」からご紹介しましょう。

この3隻の中で唯一艦番号が4桁のあすか。艦種(クラス)は試験艦です。

艦艇運用の省電力化やステルス化を目的とした艦載兵器の実験のための艦だそうです。

 

現在、試験艦のクラスはこの「あすか」のみ。同型艦はありません。

ここ横須賀でしか見ることのできない珍しい艦艇なんです(*^^*)

 

 

 

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先ほどの写真で一番右にいた護衛艦こんごう型2番艦「174 きりしま」です!

艦側面に八角形の板のようなものが取り付けられているのがわかります。これは、高性能レーダーユニット。このレーダーが搭載されている艦はイージス艦と呼ばれる艦艇です。

 

先ほど紹介した「154 あまぎり」と同様に対艦ミサイル「ハープーン」高性能20mm機関砲ファランクス」が装備されているほか、艦の前後には垂直発射装置(VLS)も搭載されています。

 

もちろん艦これにも、金剛型戦艦4番艦 霧島がいます。僕の艦隊でもとても素晴らしい活躍をしてくれる頼れる高速戦艦です!

イージス艦として非常に情報処理能力に優れる「174 きりしま」。艦これの「霧島」が言っている通り“艦隊の頭脳”ですね(*´ω`)

 

 

 

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艦上に何やら門?橋?みたいな形のものが建っている護衛艦があります。

 

これはとわだ型補給艦2番艦「423 ときわ」です。「補給艦」の名の通り、洋上を航行する他の艦艇に燃料や真水などを供給する能力を持っています。

艦上に見える門?橋?みたいな構造物は「補給用門型ポスト」。このポストの左右から補給用の管を伸ばし受給艦への補給活動を行います。

 

艦これに「ときわ」はいませんが、旧日本海軍給糧艦(補給艦) 間宮と伊良湖がいますね!このときわも艦隊のお母さん的存在なのでしょうか(*´ω`)

 

 

 

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基地の奥の方まで進んでいくと再び潜水艦を見ることもできます。

運よく潜水艦2種が並んでいるところを見ることができました!

 

写真奥、海上にX字舵の上部分が見えているのが「そうりゅう型潜水艦」。手前、十字舵の上部分が見えているのが「おやしお型潜水艦」です。

潜水艦の下部分は海面下にあるので艦全体を見ることはできませんが、自衛隊の潜水艦は「葉巻型」と呼ばれる形をしており、航行時前方からくる水流を効率よく後方に受け流せるようになっています。

 

 

 

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「なんか艦首にステージあるんですけど・・・(汗)」な自衛艦

にちなん型1番艦 海洋観測艦「5105 にちなん」です。

 

読んで字のごとく海洋観測を行う艦艇です。

海洋での作戦行動を円滑に遂行するためには海上だけではなく、海中・海底の情報もしっかり把握する必要があります。そこでこの海洋観測艦が出航、作戦海域海底の地形や地質、海流や水質、磁気状況や雑音などといった諸情報を収集、データ化するのです。

 

よく見ると、他の護衛艦のように艦首が尖っていません。これは艦首に「バウ・シーブ」という機構を備えているためです。

海洋観測作業を行う際には海底に観測用の電纜(「でんらん」。海中用のケーブルのこと)をおろします。その電纜は通常時リールに巻かれた状態で艦首部分に格納されているのですが、これが「バウ・シーブ」と呼ばれる機構です。(ちなみに艦尾に備えてある場合は「スターン・シーブ」と呼ばれます)

 

艦首にある特徴的なステージは、バウ・シーブから電纜を敷設・撤去する際、その諸作業を行うための作業塔だったんですね!

 

 

 

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自衛艦が2隻並んでいます。

写真右側にいるのが「YDT-03 水中処分母船3号」。潜水作業支援船の1隻です。

主に海中の不発弾などを処理する水中処分隊の母船となります。

 

 

そして、写真左側には何やらカラーリングの異なる船が。

灰色ばかりの自衛艦艇の中では珍しく艦の上半分に白い塗装が施されている艦艇。特務艇はしだて型1番艦「91 はしだてです。

 

「外観が旅客船みたい」と思った方もいるかもしれませんが、まさしくその通りで、はしだては戦闘や掃海を行うための艦艇ではなく、国内外からの賓客を招いての式典や諸外国の将校団との会議などに使用される艦艇です。そのため艤装(艦の武装)などは一切搭載されていません。

艦の使用目的から「海の迎賓館」「迎賓艇」などと呼ばれることもあるそうです。

 

この「特務艇」と呼ばれる艦種もはしだて1隻しかありません。日本で唯一の迎賓艦なんです(*^^*)

 

 

 

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いかがだったでしょうか。

 

日本でもここでしか見られない珍しい艦艇がいっぱいある海上自衛隊 横須賀基地、そして日本の近代工業の先駆けとなった横須賀市

 

賑やかな街の中に目を凝らせば旧日本海軍の史跡が数多く残る艦これ好きには堪らない街です(≧ω≦)

今回紹介できなかった場所や海軍カレー、横須賀グルメについてはまた別の記事で書ければと思っています。まだまだ尽きない横須賀の魅力、乞うご期待!!

 

 

 

今も昔も首都防衛の要!横須賀鎮守府が置かれた街。

神奈川県 横須賀市でした!

 

 

みなさんもぜひ訪れてみてくださいね!

新年のご挨拶という名の雑談

 

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2020年になりました!

皆様、明けましておめでとうございます(*^^*)

 

昨年2019年の9月末にこのブログを始めて早3ヵ月。

(だいたい)週に1回更新という、正直ブログとしては動いてるのか止まってるのかわからないスーパーのんびり運営にもかかわらず、記事をアップしたら毎回たくさんの方々に読んでいただき、更には感想や励ましのお言葉を頂けたりもして、本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです(*≧ ≦*)

 

僕のブログを読んでくださっている皆様、いつもいつも本当にありがとうございます!!

 

 

さて、2019年から2020年になる年越しの瞬間、みなさんはどう過ごされたのでしょうか?

僕は、テンション爆上げ友達とパーティー・・・というわけではなく盛大にカウントダウンイベント・・・というわけでもなく、録りためていたアニメをしっぽりと観ているうちにいつの間にか年が明けていました( ‐  ‐)

ちなみに文豪ストレイドッグスというアニメを観ていました。たぶん2話の途中くらいで年が明けたのだと思います。

 

そこから一旦就寝し、夜が明けた今、Twitterに流れてくるみなさんの新年のご挨拶を見ているうちに「何か新年っぽいことしないと・・・(;@_@)」と妙に焦りはじめ、とりあえず12月27日の仕事帰りに「ヒャッホォォォォォゥ仕事納めだぜフッフゥゥゥゥゥゥゥ↑↑↑」とテンションだけで買ってすっかり飲むのを忘れていたほろよいグレープをここぞとばかりに飲んでおります。

 

 

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しかしながら元々アルコールには強い体質でございまして、アルコール分3%のほろよい1缶では特に酔えるはずもなく、普通に炭酸グレープジュースを飲んでいるようななんともシラフな感覚でございます。。。

まぁ別に“酔い”を求めるような人間でもないのでいいんですけどね(;^ω^)

 

 

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ちなみに背景に写っているプラモデルは、約9年前に作成し今の家に引っ越してきた際に飾るのがめんどくさくてずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっと6年間収納スペースに仕舞い込んでいたエルガイム Mk.Ⅱ」というロボットです。ガンダムではありません。知ってる人いるかな?

先日、部屋の大掃除をしてるときにふと思い出し、引っぱり出して飾ってみました。満足じゃ(*´ω`*)

 

 

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飲み忘れたほろよいを飲むところから始まった2020年ですが、今年はどんな1年になるのでしょうか。

東京在住の身としては、オリンピック期間中毎日人がごった返すであろう都心をどう移動すれば人混みにのまれずに出勤できるのか、という悩みがより一層現実味を増したかたちではありますが、大好きな旅やアニメやゲーム、そしてこのブログも今までと変わらず無理せずにマイペースで頑張っていければと思っております(*^▽^*)

相変わらず好きなことを好きなようにしか書かないブログですが、もしよろしければ今後もお付き合いいただければ幸いです。

 

 

最後になりましたが、旧年中は大変お世話になりありがとうございました。

2020年が皆様にとって素敵な1年になりますように。

今年もどうぞよろしくおねがいします(*'ω'*)