GINのラーメンレポート3 【京都北白川 ラーメン魁力屋(五反田)】
最近旅記事ばっかりだったので、今回は久しぶりにラーメン記事を書いていきたいと思います。
決して、決してラーメン記事忘れてたとかそういうアレではないですからね!旅記事書くの楽しすぎて「まぁラーメン記事は気が向いたら書けばいいや・・・。」とかそういうこと思ってたとか絶対ないですからね!!!
はいっ!身の潔白も証明できたところで張り切ってラーメン記事書いていきましょう!(*゚▽ ゚*)☆
今回ご紹介するのは、東京都品川区「五反田駅」の近くにある「京都北白川 ラーメン魁力屋」さん!品川区だけど最寄は品川駅ではないので注意してくださいね。
品川区五反田ということでまさに都心+ビジネス街、さらには駅から近いところにある今回のお店。平日の12~13時は超満員になるので、行くなら休日か昼のピークの時間を避けて行った方がいいでしょう。
お店は少し奥まった場所にありますが、店内は広いし外への視界もひらけているので比較的女性でも入りやすいお店ではないでしょうか。店員さんも元気で明るい方ばかりなのでとても気持ちよく食事ができるお店です!
ただまぁ先に述べた通り、五反田はビジネス街なので平日の昼間はサラリーマンのおじさんたちでいっぱいになりますけどね・・・(;^ω^)
僕が毎回注文するのは「特製醤油全部乗せラーメン」!この写真を撮影したときはお昼どきだったので、ランチセットの唐揚げとライスがついてます。
ピリッと辛い醤油スープには見ての通り背油がいっぱい。かなりのこってり味を覚悟してしまう見た目ですが、そんな見た目とは裏腹に味はあっさりしていて全部飲み干しても胃にもたれることはありません。ひとくち目から出汁の効いたまろやかな醤油味が口の中いっぱいに広がります。
麺は細麺ストレート。しっかりとしたコシがあって噛むとコリコリと心地よい歯ざわりです。チャーシューは薄いですが、その分とても柔らかいので麺やスープと一緒に頬張っても全く邪魔になりません。
「ラーメン」というよりも「極限まで洗練された中華そば」といった感じでしょうか。
無理に飾ったりはせず、中華そば本来の良さや旨味を最高まで高めた逸品だと思います!
魁力屋さんのラーメンは食べたくなりましたか?(笑)
少し人混みの多い場所にあるお店ですがその分味は間違いないので、近くを訪れた際は(というか五反田で仕事があった際は?)ぜひ食べてみてください(*^-^*)
以上、GINのラーメンレポートでした!
名古屋港のオレンジの船 ~名古屋港・南極観測船 ふじ~
旅というのは本当に不思議なもので、訪れた先々で必ず珍しい発見や貴重な体験に触れることができます。それまで特に興味がなかったものでも、旅先で触れたことがきっかけでその後大好きになってしまう、ということも珍しくありません。
興味がある・ないに関わらず“どこかに赴く”ということは、それだけでとても有意義なことかもしれませんね!
普段アニメ・ゲームの舞台やそれらが関係する土地(聖地)ばかり旅してる僕ですが、ときにはそういったものが関係していない場所、聖地ではない場所を旅することもあります(*^-^*)
今回は、先日の名古屋旅で訪れた場所の中からアニメ『八十亀ちゃんかんさつにっき』に描かれていないスポットをふつ旅(普通の旅)として紹介していきたいと思います!
まずは名古屋駅周辺から。これは朝8時半頃に撮影したものです。
ブログに載せることを前提として人が写りこまないように注意して撮影したので、人の往来が少ないように見えますが、実際は朝早くからたくさんの人が行き交う大きな街です。というか普通に大都会です。新宿や渋谷と何ら変わりません(;^ω^)
「東京からはるばるやってきたぜ!」とテンションアゲアゲ↑↑な僕でしたが、名古屋駅周辺を歩いてるときの「ん?今歩いてるのは渋谷?新宿?丸の内?」と思わず錯覚してしまいそうになった感覚は今でも忘れません(笑)
名古屋といえばカフェでのモーニングが有名なのですが、この日は残念ながら名古屋モーニングを楽しむことはできませんでした。。。
それもそのはず、どの店に行っても人、人、人!!!
朝8時半だというのにモーニングサービスをしている店はどこも入店待ちの列ができている状態でした!これにはさすがにびっくり(;'∀')
個人的には名古屋モーニングって地元の人からすると、
「え?モーニング?あぁ、なんか他所から来た人は喜んで行くよね。別に僕らとしては普通なんだけどね。こぞって行くようなものでもないと思うけどなぁ(笑)」
みたいな感じで、僕らのような観光客が喜んでいるだけで地元民からすると取り立てて食べに行く必要もないもの、といったイメージだったのですが、
完っ全に僕が間違ってました!!( ;∀;)
名古屋のモーニングは戦争です!弱肉強食です!食うか食われるか、もとい食えるか食えないか、です!!
残念ながら今回は“肉”の方になってしまった僕・・・。しかし、そうとわかればもう油断はしません!次、名古屋モーニングを狙うときは確実に勝ちに行きます!!( `☆Д☆´)
ちなみにモーニングサービスのないチェーン店(DOUTOR、サンマルクカフェetc...)などは逆にめちゃくちゃ空いてて、なんだかその光景が珍しくて新鮮でした( *´艸`)
名古屋モーニングの恐ろしさに震えながら(笑)到着したのは名古屋港!
名古屋の地下を環状に走る名古屋市営地下鉄 名城線に乗り「金山駅」で市営地下鉄 名港線に乗り換えます。そのまま終点「名古屋港駅」まで行き下車。地上へ出て海側へ歩いていくとすぐに着きます。
ここへ来た目的は「南極観測船 ふじ」を見るため!
名古屋港駅から地上に出て海側へ歩いてる時からすでにマストのようなものが見え隠れしていました。逆にこのマストを目指して歩くと迷わずに行けるかもしれません。
「ふじ」が係留してある埠頭の広場にはふじの主錨やスクリュー、南極調査の時に使用された雪上車が展示されています。
巨大な船を運用するために使用されていた錨やスクリュー。当たり前ですがどれもビッグサイズです。こんな大きなものが実際に動いていたと想像すると、どうしてもロマンを感じてしまいます( *´艸`)
先ほどの錨やスクリューが展示されている広場の目の前。名古屋港で一際目立つオレンジの船が「南極観測船 ふじ」です。もちろん、かつて実際に運用されていた本物の南極観測船です!
このふじを見て「なんか海上自衛隊の艦艇に似てるなぁ(*'▽')」と間抜けなことを言ってしまった僕。
お恥ずかしい話ですが、実はこのとき“南極観測船が海自所属の船”とは全く知りませんでした。名古屋港へ来た理由も「名古屋港になんかデカい船があるらしいから見てみたい」という大雑把なものだったのです。
艦首にある艦番号や艦名を見て初めてこれが海自の船だということに気付いた次第です(;^_^A
確かに、現在の海上自衛隊にも南極観測を行うための艦、砕氷艦「5003 しらせ」という艦艇があります。このしらせの先代で南極観測の役目を担っていたのが「ふじ」だったんですね!
他の記事を読んでもらうとわかる通り、大の海自好きな僕。思わぬところで海上自衛隊に触れられてテンションめちゃくちゃ上がりました(*≧ω≦*)
ふじは一般公開されているので船内を見学してまわることができます。
護衛艦でないとはいえ大切な任務を遂行するための船。船内には様々な部屋があり、廊下の床や壁にまであらゆる装備品が備えられています。
外から見るととても大きな船ですが、船内は非常に狭く、通路も前から歩いてきた人とギリギリすれ違えるくらいの幅しかありません。写真の通り、階段もとても急で足を置く踏板もめちゃくちゃ細くて狭い。誤って踏み外したりしたら大変です。
あらゆるものが最小限のスペースで納められていてデッドスペースが全くない、といった印象を受けました。
“これは旅客船ではない。任務遂行のための船だ”ということをひしひしと感じさせられる空間でした。
船内の各部屋の写真です。
狭い廊下や階段とは対称的に室内は意外と広々としているように思いました。他の自衛艦と同じように個室が与えられているのは階級の高い方たちだったのでしょう。
実際に入室はできませんが、場所によっては船上での生活風景が見てとれるように人形が置かれていたりします。
隊員の皆さんの生活を知る上ではとてもわかりやすくていいのですが・・・
この人形なかなかリアルでちょっと怖い・・・(>_<)
仮に本物の人間が混ざっていたとしても絶対にわからないと思います。それくらいリアルなんです。。。
昼間の明るい時間なのでいいですが、正直、夜の暗がりでは見たくないですね。。。
船内を順路通りぐるっと見てまわるとやがて船外に出られます。
このとき感動したのが船体右舷の通路甲板。めちゃくちゃ広い!!先ほどの船内の廊下とは雲泥の差です!おそらく2~3倍くらいの幅はあるのではないでしょうか。
南極観測は船外活動が多いので、任務時迅速に動けるように船内よりも広いスペースをとっているのかもしれません。
マストを見上げると今でもレーダーユニットがくるくると回っています。
もちろん任務を終えた今ではレーダーを稼働させる必要はないので、雰囲気を出すためにだた回しているだけだと思いますが、それでも本物の南極観測船に乗り込んで見学しているのですから、これは嬉しい気配りですね!
後部甲板に出ると海上自衛隊のヘリが展示されています。
こちらも南極観測活動の際使用されていた本物のヘリ。実際に乗り込むことはできませんが、ヘリ側部のハッチが開いていて中を覗き込めるようになっています。いろいろな計器が積まれていて結構狭い機内なのかと思いきや、がらんどうの広い空間がぽっかりと空いている機内でした。
データ収集や測定のためのヘリではなく、主に人員輸送などを行うためのヘリなのかもしれません。(もしかしたらどこかにヘリの説明が書いてあったのかな・・・(;・∀・))
船の前部甲板の左右には大きなクレーンが1基ずつ搭載されています。
これは荷物の積み下ろしの際に使用されたクレーンで片方が最大8t、もう片方が最大10tの重さのものを吊り上げる能力を持っているそうです。
2基のクレーンの間の床面には大きなハッチが設けられており、この下が雪上車の格納庫になっています。
「南極観測船 ふじ」。海上自衛隊の船ではありますが、護衛艦とはまるで違う装備や機能、船内施設を見てまわることができるとても貴重な船です。
これは1回見学して終わるのはもったいない!何回も訪れて隅々まで見学する必要がありそうですね!(´▽`*)
興奮のふじ見学を終えて向かったのは、名古屋港のシンボルともいえる「名古屋港ポートビル」。ふじのすぐ目の前に建っています。
白い帆船をイメージして建てられたビルで建物内には海洋博物館や展望室、講堂や会議室などがあり、港のふれあいの場として使用されているそうです。
今回は最上階の展望室まで登って名古屋の街を眺めてみました!
下からビルを見上げていた時はそれほど高さはない印象だったのですが、登ってみると想像以上に高くてめちゃくちゃ綺麗な景色♪
先ほどまで見学していたふじの全体像もはっきり見ることができますね!
この日は天気にも恵まれたので名古屋港周辺はもちろん、名古屋の端の方まで見渡すことができました(*^▽^*)
いかがだったでしょうか。
今回は“ふつ旅”として主に名古屋港の「南極観測船 ふじ」と「名古屋港ポートビル」をご紹介しました。
個人的な感想としましては、ふじが楽しすぎる!!
まぁこの記事のふじパートの熱量からすでに伝わってるかもしれませんが・・・(;^ω^)
日常生活ではもちろん、護衛艦を勉強しても知ることのできない技術や知識をたくさん知れるとても有意義な時間でした!これはまた行くしかない!!
今回は「南極観測船 ふじ」ばかり紹介してしまいましたが、この他にも「名古屋港水族館」や「ガチャガチャミュージアム」など名古屋港には楽しいスポットがいっぱいあります。
昼にあちこちまわってみるもよし。夜にゆっくり海を眺めるもよし。
時間によって様々な楽しみ方ができるのが名古屋港のイイところですね(*^^*)
みなさんもぜひ訪れてみてくださいね!
最重要事項!「海軍カレー」と「海自カレー」の違い!!
日本に5ヵ所ある海上自衛隊基地の街に行くと必ずと言っていいほど「カレー」を宣伝する幟(のぼり)やポスターを見かけます。
「お、カレーか。美味しそうだな~」なんて思いながらいろんなカレーの宣伝幟やポスターを見ていると、次第にある違いに気付いてきます。それは商品によって「海軍カレー」という名前のものと「海自カレー」という名前のものがあること。特に横須賀では「海軍カレー」という名前を見かけることが多く、呉では「海自カレー」という名前を見かけることが多いです。
まぁ海自の前身は日本海軍だし、言い方の違いだけで海軍カレーも海自カレーも同じっしょ(*´з`)~♪
と思っているあなた。
さぁお勉強の時間ですよ!!!
「海軍カレー」と「海自カレー」は似ているようで、実はその意味やルーツは全く違うんです!
たかがカレー、されどカレー。
その歴史や意味を知ることでより美味しくカレーをいただけるようになるのです( *´艸`)
今回は海自の街の名物「海軍カレー」と「海自カレー」の違いについて説明したいと思います。
最重要事項ですから、きっちり覚えてくださいね!!
【元は病気予防の健康食だった!?海軍カレー】
上の写真は全て「海軍カレー」です。
まずは海軍カレーについて説明していきましょう!
海軍カレーを知るには、まず日本でのカレーの歴史を知らなければなりません。
明治時代、日本海軍の中では脚気(かっけ)という病気(発症すると心不全による足のむくみや神経障害による足のしびれが起こり、最悪の場合死に至る)が大流行していました。この病気の原因はビタミンB1が不足すること。なので、ビタミンB1を効率よく摂取することができれば脚気を防ぐことができます。そこで注目されたのが、当時イギリス海軍で食べられていた「カレー」でした。(当時は「ライスカレー」という名で、カレー風味のシチューに小麦粉でとろみをつけ、それを麦飯にかけたものだったそうです)
カレーの提供が開始されると海軍内の脚気患者は見る見る減少。見事、脚気の撲滅に成功したのでした。
その後カレーは「海軍割烹術参考書」という本にレシピが記され、本格的に軍隊食として提供され始めます。“レシピ”というとなんだか軽い感じが出てしまいますが、この海軍割烹術参考書は言わば海軍食の規約本のようなもの。調理の手順や切った野菜の形や大きさまで細かく定められているんです。
そんな「海軍割烹術参考書」の軍隊食カレーを現代に復元、更に各店ごとに少しアレンジを加えて提供されているのが「海軍カレー」なのです!
“アレンジが加えられている”とは言っても海軍割烹術参考書のルールを厳しく守って調理されているので、十分に軍隊食カレーの味を楽しむことができます!
海軍カレーが有名な横須賀では「海軍割烹術参考書」のルールに加え、「提供時には必ずサラダと牛乳を付ける」 「認定を受けた店だけが“海軍カレー”の名称を使用できる」などのルールも定められています。
こうしたルールが守られているおかげで、どのお店に入っても安心して海軍カレーをいただくことができるわけですね(*´ω`)
【自衛隊の食事に触れよう!海自カレー】
続いて「海自カレー」について説明していきましょう!
先述の通り、日常的にカレーが提供されていた旧日本海軍。これは海上自衛隊になった現在でも変わりません。ただ、食料の保存技術や調理技術の向上で脚気のリスクが減った今では、脚気予防とはまた違った理由でカレーが食されるようになりました。
それは「曜日感覚を忘れないようにするため」です。
遠洋航海の任務などでは外の景色が全く変わらず、また決まった曜日に休みが取れるわけでもないので、曜日感覚がなくなってしまいます。これを防ぐために、海上自衛隊では“毎週金曜日にカレーを食べる習慣”が生まれました。
またご存知の通り、海上自衛隊はいろいろな艦艇を持っており、各艦艇ごとに調理場があり給養員(調理員)の方がいます。そのため、それぞれの艦艇で調理・提供されるカレーは給養員長(料理長)や給養員の方々のこだわりが詰まった各艦艇オリジナルのカレーになっていったのです。
そんな各艦艇で食べられているオリジナルカレーは自衛艦艇や海自の関係施設に立ち入ることのできない私たちでは、通常、口にすることはできません。。。
そこで!
地元のお店が各艦艇・海自施設で提供されているオリジナルカレーを忠実に再現、一般の私たちでもそのカレーを楽しめるようにしたのが「海自カレー」なのです!
しかも、海自カレーはその艦艇の艦長や給養員長に試食してもらい「艦内・施設内で出されているカレーと同じ味!」と認定を受けたものしか“海自カレー”として販売することを許されません。つまり、海自カレーは「海上自衛艦・海上自衛隊施設で提供されているカレーと限りなく同じもの!」といっても過言ではないわけです(*≧▽≦*)
現在、海自カレーの数が最も多いのは呉。なんと約30種類もの海自カレーを楽しむことができます!呉には何回も訪れている僕ですが、制覇への道はまだまだ長いです(;^_^A
【まとめ】
〔海軍カレー〕
・昔、海軍で食べられていた健康食が元
・「海軍割烹術参考書」によって調理のルールが決められている
・各店のアレンジが加えられている
〔海自カレー〕
・各艦艇、海自施設で提供されているカレーを完全再現
・艦艇、海自施設ごとで全く異なるカレーが楽しめる
・艦長や給養員長からの認定を受けたものしか「海自カレー」として出せない
〔共通すること〕
めちゃくちゃ美味しい!!
いかがだったでしょうか。
「海軍カレー」と「海自カレー」。同じカレーでもそのルーツや意味合いは全く違うんですね!それぞれに込められた特徴やこだわりを噛みしめながら食べるとより“通”なカレータイムになるのではないでしょうか。
とはいえ、1番大切なのは“美味しくいただくこと”。
この記事を読んで「ちょっと難しかった・・・」という方は、難しいことは考えずにまず一度、海自の街にカレーを食べに行ってみてはどうでしょうか?(*^-^*)
美味しくて楽しくて、きっと「海軍カレー」「海自カレー」に興味が湧くと思いますよ!
今回は「海軍カレー」と「海自カレー」の違いについてまとめてみました。
それぞれの特徴や意味、わかっていただけましたでしょうか。
どのカレーにもちゃんと個性があって、食べ続けても全然飽きないのが「海軍カレー」「海自カレー」の魅力です!(*^^*)
みなさんもぜひ、海自の街にカレーを食べに行ってみてくださいね!
暁の水平線に勝利を刻め!≪帝都防衛の要 横須賀鎮守府≫ ~神奈川県 横須賀市~
突然ですが!!
主な海上自衛隊の基地は日本国内に5ヵ所あります。全て言えますか?(*'ω'*)
海上自衛隊や旧日本海軍が好きでないとなかなか5ヵ所全てを答えることは難しいかもしれません。ただ、海自のことは知らなくても「そういえば横須賀はなんかデカい船あったかも・・・」と真っ先に横須賀の名前を挙げる人は多いように思います。
さすがは東京から一番近い海自基地!全国放送のテレビ番組などで海上自衛隊が紹介されるときは、ほとんどの場合横須賀基地が映されていますからね!そういう意味では横須賀の海上自衛隊は印象に残りやすいのかもしれません。
海上自衛隊横須賀地方隊の前身「横須賀鎮守府」は日本で最初に設置された鎮守府です。旧日本海軍の時代から現在に至るまで首都防衛の要としてその責務を担い続けています。
この記事では、海上自衛隊 横須賀基地の艦艇とその周辺を、僕の大好きなブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』に絡めつつ紹介していきたいと思います(*^ ^*)
まずは横須賀へのアクセスから。
電車を利用しての横須賀への行き方は大きく2つあります。
ひとつめは、京急電鉄本線を利用し「汐入」駅で下車する行き方、もうひとつは、JR横須賀線を利用し「横須賀」駅で下車する行き方です。
ただ、双方の品川駅からの運賃と所要時間を比較すると・・・
運賃 所要時間
京急電鉄 品川~汐入 650円 約50分
JR 品川~横須賀 814円 約1時間
となっており、東京方面から向かうのであれば京急電鉄を利用する方が少しお得です(^^)僕も横須賀へ行くときはいつも京急を使ってます♪
しかし!今回は「海上自衛隊 基地めぐり」ということなので、海自基地に近い横須賀駅からスタートすることにしましょう!
ちなみにこの横須賀駅、全国的にも珍しい“階段が無い駅”として有名だそうです。確かに駅構内にもホーム上にも階段が無い。。。マニアの方々の間では有名とのことですが、僕は言われるまで階段が無いことに全く気付きませんでした・・・。すみません(;^_^A
駅の前に佇んでいる可愛いキャラクターは「よこすか海軍カレー」の公式キャラクター「スカレー」ちゃんです!
5月20日生まれ、カモメの年齢で9歳だそうです。
趣味はカレーの食べ歩きとスプーン集めと飛行訓練。好きなものはもちろんカレー!行ってみたい場所はイギリスとのことですが、スカレーちゃんの公式Twitterを見てみると灰ヶ峰展望台(←呉市)も加えられていましたw
スカレーちゃんのプロフィールからもわかる通り、横須賀はカレーが有名です!ここは他の海自基地の街と同じですね(*'▽')ただ少し違うのは、横須賀は海“自”カレーよりも海“軍”カレーが有名だということ!
「海自カレーと海軍カレーって何が違うの?」という疑問が生まれると思いますが、それについては改めて別の記事で書こうと思っているので今回は詳しく触れません。
とりあえず「横須賀は海自カレーよりも海軍カレーが有名!」って覚えておいてください(*^-^*)
横須賀駅を出て海側へ歩いていくとすぐ「ヴェルニー公園」という公園に入れます。そのままボードウォークをまっすぐ海沿いまで歩くとすぐ目の前には巨大な護衛艦が!自衛隊桟橋まではそこそこ離れているのですが、それでも護衛艦の迫力は十分に伝わってきます!
思わず「でけぇ・・・」と声が漏れてしまいますよ(^^)
そのままテンションに任せて海沿いを歩きたくなると思いますがちょっと待って!!
逸る気持ちを抑えてぜひ行ってみてほしい場所があります。
横須賀駅側からヴェルニー公園に入ってすぐのところにある「ヴェルニー記念館」です。
この公園の名前にもなっている「ヴェルニー」とはフランスの技術者「フランソワ・レオンス・ヴェルニー」のこと。
ヴェルニーは1865年から1876年までの11年の間に横須賀造兵廠や横須賀海軍ドック、灯台など様々な近代施設の建設を指導し日本の近代化を支援しました。つまり「日本の近代化を支えた人」といっても過言ではない人物です。旧日本海軍の高い造船技術はこのヴェルニーが伝えた技術があってこそ確立できたものといえるでしょう。
このヴェルニー記念館では、ヴェルニー自身の生い立ちや横須賀海軍工廠の歴史などを学ぶことができます。
館内に入った瞬間まず真っ先に目に付くのが、巨大な鉄の塊「スチームハンマー」です。スチームハンマーというのは、蒸気の力を利用して巨大なハンマーを持ち上げ、それを落下させる力によって金属素材を打ち伸ばす工業機械のことです。
このヴェルニー記念館には「0.5t 片持ち型スチームハンマー」と「3t 門型スチームハンマー」の2基が展示されています。
これらはいずれも1865年にオランダで製造され、その翌年にヴェルニーの指示によって横須賀製鉄所(後の「横須賀海軍工廠」)に輸入された後、約130年もの間使用され続けたものです。現在では国内に現存する最古のスチームハンマーとして国の重要文化財に指定されています。
間近で見ると本当にすごい迫力!こんな巨大な鉄の塊が動いていたのかと思うと少し恐怖すら感じてしまいます。
また横須賀海軍工廠といえば、戦艦 陸奥や戦艦 山城、航空母艦 信濃や重巡洋艦 鈴谷が建造された工廠でもあります。もしかしたら、このスチームハンマーで製造された部品がこれらの艦船にも使用されていたのかもしれませんね!
また、ヴェルニーは近代工業技術と共に今の私たちにとって身近な様々なものを日本に伝えました。例えば、日曜日って基本的には「休日」とされてますよね。実はこの「日曜日は休日」という決まりを伝えたのもヴェルニーなんですよ( *´艸`)
この他にもヴェルニー記念館には興味深い史料や話がたくさん展示されています。お時間が許すなら、ぜひ隅から隅まで展示物を楽しんでみてください!
ヴェルニー記念館を出てそのまままっすぐ前に目を向けると、とても大きな棒が横たわっていることに気が付きます。思わず「なにこれ?」と言ってしまう人も多いかもしれません。
これは旧日本海軍の長門型戦艦の2番艦 陸奥の主砲「41cm連装砲」の1門です。
風雨の浸食を避けるためのコーティング(塗装)が施されている影響で見た目的に重々しさが弱くなっているせいか、しばしばレプリカと間違われるのですが、紛れもなく戦艦 陸奥の艦上で稼働していた本物の砲です。
戦艦 陸奥は姉妹艦の戦艦 長門と共に日本海軍の象徴として国民に親しまれた戦艦でしたが、1943年、広島湾沖の柱島泊地に停泊中、主砲火薬庫からの謎の爆発によって沈没してしまいます。戦後になり海底から引き揚げられた陸奥の主砲は、その後しばらく東京お台場の「船の科学館」に設置されていましたが、2017年に横須賀ヴェルニー公園に移設されました。
先ほど言った通り、横須賀は戦艦 陸奥が建造された場所。この主砲の新たな居場所としてはぴったりですよね(*^-^*)
ちなみに艦これにも戦艦 陸奥がいます。
ゲーム内で陸奥がしつこく「火遊びはやめて!」と言うのは、過去に爆発沈没事故があったからなんですね。(【注意】一説では「陸奥の爆発は人為的なものだった」とするものもありますが、現在でもその明確な原因はわかっていません)
陸奥の主砲を通り過ぎ、まっすぐボードウォークを歩いていくと、ヴェルニー公園は上空から見るとL字の形になっていることに気付くと思います。そのちょうど折れているところあたり、海とは反対の道路に面する公園入口にあるのが「旧横須賀軍港逸見波止場衛門」です。(ちなみに「逸見」は「へみ」と読みます)
特に仕切りがあるわけではなく説明看板なども設置されていないので、ついつい普通の入り口門だと思って素通りしてしまいそうになるのですが、これも立派な横須賀軍港の史跡。
「波止場衛門」の名の通り、軍港入り口の衛兵の詰所として使用されていました。写真の衛兵ボックスが左右に1つずつ。海を前方にして、左のボックスには「逸見上陸場」、右のボックスには「軍港逸見門」との文字が掲げられています。
ここも横須賀鎮守府の出入り口として多くの軍人さんが行き交ったのでしょうか(*^-^*)
横須賀に来たなら乗っておかなきゃね海自クルーズ!!
横須賀は海自クルーズがめっちゃ素晴らしいんです!首都圏から近いので休日はちょっと人が多いですが、それでも絶対に乗っておくべきです!!
ここからは横須賀の海自クルーズ「YOKOSUKA軍港めぐり」で海上自衛隊 横須賀基地の自衛艦を見ていきましょう(*≧▽≦*)
クルーズに乗り込む前から、ヴェルニー公園の対岸に見えているのは海上自衛隊が保有する「潜水艦」です。
本来、ヴェルニー公園の対岸はアメリカ海軍基地なのですが、海上自衛隊の横須賀潜水隊(第2潜水隊群)だけはアメリカ海軍基地側にあります。
潜水艦は海上に出ている部分では艦番号がわからないため、クルーズ船からの目視では艦名を言い当てることはできません。ただ船尾の舵の形に特徴があり、舵の形が「十字」になっているのが「おやしお型潜水艦」、「X字」になっているのが「そうりゅう型潜水艦」です。
上の写真は、海上に出ている舵の形からX字舵ということがわかるので、そうりゅう型潜水艦ですね!
クルーズ船が出航し、しばらくすると見えてくる一際大きな護衛艦。
いずも型護衛艦1番艦「183 いずも」です。
全長は約250m、基準排水量(重さ)は約20000t。海水を取り込み真水に変える能力を持っています。
見上げるアングルの写真なのでわかりづらいですが、艦上はフラットになっており哨戒ヘリを複数搭載できます。
呉基地所属の「184 かが」と共に、海上自衛隊史上最大の護衛艦です。
続いて見えてきた護衛艦。あさぎり型4番艦「154 あまぎり」です。
高性能20mm機関砲「ファランクス」や対艦ミサイル「ハープーン」、対潜ミサイル「アスロック」などが装備されています。
写真では少しわかりづらいですが、艦後方にはヘリコプターランディングパッドが設けられており哨戒ヘリを1機搭載することができます。
ちなみに艦これにも天霧がいます。こちらは綾波型駆逐艦の5番艦。
気の強いメガネっ娘です(^ ^)
自衛艦が3隻並んでいます。
一番左は先ほど紹介した「154 あまぎり」。真ん中にいるのがあすか型1番艦 試験艦「6102 あすか」。一番右にいるのがこんごう型2番艦「174 きりしま」です。
まず「6102 あすか」からご紹介しましょう。
この3隻の中で唯一艦番号が4桁のあすか。艦種(クラス)は「試験艦」です。
艦艇運用の省電力化やステルス化を目的とした艦載兵器の実験のための艦だそうです。
現在、試験艦のクラスはこの「あすか」のみ。同型艦はありません。
ここ横須賀でしか見ることのできない珍しい艦艇なんです(*^^*)
先ほどの写真で一番右にいた護衛艦。こんごう型2番艦「174 きりしま」です!
艦側面に八角形の板のようなものが取り付けられているのがわかります。これは、高性能レーダーユニット。このレーダーが搭載されている艦は「イージス艦」と呼ばれる艦艇です。
先ほど紹介した「154 あまぎり」と同様に対艦ミサイル「ハープーン」や高性能20mm機関砲「ファランクス」が装備されているほか、艦の前後には垂直発射装置(VLS)も搭載されています。
もちろん艦これにも、金剛型戦艦4番艦 霧島がいます。僕の艦隊でもとても素晴らしい活躍をしてくれる頼れる高速戦艦です!
イージス艦として非常に情報処理能力に優れる「174 きりしま」。艦これの「霧島」が言っている通り“艦隊の頭脳”ですね(*´ω`)
艦上に何やら門?橋?みたいな形のものが建っている護衛艦があります。
これはとわだ型補給艦2番艦「423 ときわ」です。「補給艦」の名の通り、洋上を航行する他の艦艇に燃料や真水などを供給する能力を持っています。
艦上に見える門?橋?みたいな構造物は「補給用門型ポスト」。このポストの左右から補給用の管を伸ばし受給艦への補給活動を行います。
艦これに「ときわ」はいませんが、旧日本海軍の給糧艦(補給艦) 間宮と伊良湖がいますね!このときわも艦隊のお母さん的存在なのでしょうか(*´ω`)
基地の奥の方まで進んでいくと再び潜水艦を見ることもできます。
運よく潜水艦2種が並んでいるところを見ることができました!
写真奥、海上にX字舵の上部分が見えているのが「そうりゅう型潜水艦」。手前、十字舵の上部分が見えているのが「おやしお型潜水艦」です。
潜水艦の下部分は海面下にあるので艦全体を見ることはできませんが、自衛隊の潜水艦は「葉巻型」と呼ばれる形をしており、航行時前方からくる水流を効率よく後方に受け流せるようになっています。
「なんか艦首にステージあるんですけど・・・(汗)」な自衛艦。
にちなん型1番艦 海洋観測艦「5105 にちなん」です。
読んで字のごとく海洋観測を行う艦艇です。
海洋での作戦行動を円滑に遂行するためには海上だけではなく、海中・海底の情報もしっかり把握する必要があります。そこでこの海洋観測艦が出航、作戦海域海底の地形や地質、海流や水質、磁気状況や雑音などといった諸情報を収集、データ化するのです。
よく見ると、他の護衛艦のように艦首が尖っていません。これは艦首に「バウ・シーブ」という機構を備えているためです。
海洋観測作業を行う際には海底に観測用の電纜(「でんらん」。海中用のケーブルのこと)をおろします。その電纜は通常時リールに巻かれた状態で艦首部分に格納されているのですが、これが「バウ・シーブ」と呼ばれる機構です。(ちなみに艦尾に備えてある場合は「スターン・シーブ」と呼ばれます)
艦首にある特徴的なステージは、バウ・シーブから電纜を敷設・撤去する際、その諸作業を行うための作業塔だったんですね!
自衛艦が2隻並んでいます。
写真右側にいるのが「YDT-03 水中処分母船3号」。潜水作業支援船の1隻です。
主に海中の不発弾などを処理する水中処分隊の母船となります。
そして、写真左側には何やらカラーリングの異なる船が。
灰色ばかりの自衛艦艇の中では珍しく艦の上半分に白い塗装が施されている艦艇。特務艇はしだて型1番艦「91 はしだて」です。
「外観が旅客船みたい」と思った方もいるかもしれませんが、まさしくその通りで、はしだては戦闘や掃海を行うための艦艇ではなく、国内外からの賓客を招いての式典や諸外国の将校団との会議などに使用される艦艇です。そのため艤装(艦の武装)などは一切搭載されていません。
艦の使用目的から「海の迎賓館」や「迎賓艇」などと呼ばれることもあるそうです。
この「特務艇」と呼ばれる艦種もはしだて1隻しかありません。日本で唯一の迎賓艦なんです(*^^*)
いかがだったでしょうか。
日本でもここでしか見られない珍しい艦艇がいっぱいある海上自衛隊 横須賀基地、そして日本の近代工業の先駆けとなった横須賀市。
賑やかな街の中に目を凝らせば旧日本海軍の史跡が数多く残る艦これ好きには堪らない街です(≧ω≦)
今回紹介できなかった場所や海軍カレー、横須賀グルメについてはまた別の記事で書ければと思っています。まだまだ尽きない横須賀の魅力、乞うご期待!!
今も昔も首都防衛の要!横須賀鎮守府が置かれた街。
神奈川県 横須賀市でした!
みなさんもぜひ訪れてみてくださいね!
新年のご挨拶という名の雑談
2020年になりました!
皆様、明けましておめでとうございます(*^^*)
昨年2019年の9月末にこのブログを始めて早3ヵ月。
(だいたい)週に1回更新という、正直ブログとしては動いてるのか止まってるのかわからないスーパーのんびり運営にもかかわらず、記事をアップしたら毎回たくさんの方々に読んでいただき、更には感想や励ましのお言葉を頂けたりもして、本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです(*≧ ≦*)
僕のブログを読んでくださっている皆様、いつもいつも本当にありがとうございます!!
さて、2019年から2020年になる年越しの瞬間、みなさんはどう過ごされたのでしょうか?
僕は、テンション爆上げ友達とパーティー!・・・というわけではなく、盛大にカウントダウンイベント!・・・というわけでもなく、録りためていたアニメをしっぽりと観ているうちにいつの間にか年が明けていました( ‐ ‐)
ちなみに文豪ストレイドッグスというアニメを観ていました。たぶん2話の途中くらいで年が明けたのだと思います。
そこから一旦就寝し、夜が明けた今、Twitterに流れてくるみなさんの新年のご挨拶を見ているうちに「何か新年っぽいことしないと・・・(;@_@)」と妙に焦りはじめ、とりあえず12月27日の仕事帰りに「ヒャッホォォォォォゥ仕事納めだぜフッフゥゥゥゥゥゥゥ↑↑↑」とテンションだけで買ってすっかり飲むのを忘れていたほろよいグレープをここぞとばかりに飲んでおります。
しかしながら元々アルコールには強い体質でございまして、アルコール分3%のほろよい1缶では特に酔えるはずもなく、普通に炭酸グレープジュースを飲んでいるようななんともシラフな感覚でございます。。。
まぁ別に“酔い”を求めるような人間でもないのでいいんですけどね(;^ω^)
ちなみに背景に写っているプラモデルは、約9年前に作成し今の家に引っ越してきた際に飾るのがめんどくさくてずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっと6年間収納スペースに仕舞い込んでいた「エルガイム Mk.Ⅱ」というロボットです。ガンダムではありません。知ってる人いるかな?
先日、部屋の大掃除をしてるときにふと思い出し、引っぱり出して飾ってみました。満足じゃ(*´ω`*)
飲み忘れたほろよいを飲むところから始まった2020年ですが、今年はどんな1年になるのでしょうか。
東京在住の身としては、オリンピック期間中毎日人がごった返すであろう都心をどう移動すれば人混みにのまれずに出勤できるのか、という悩みがより一層現実味を増したかたちではありますが、大好きな旅やアニメやゲーム、そしてこのブログも今までと変わらず無理せずにマイペースで頑張っていければと思っております(*^▽^*)
相変わらず好きなことを好きなようにしか書かないブログですが、もしよろしければ今後もお付き合いいただければ幸いです。
最後になりましたが、旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
2020年が皆様にとって素敵な1年になりますように。
今年もどうぞよろしくおねがいします(*'ω'*)
夏色の思い出は、潮騒に揺らめくキセキ ~静岡県 下田市~
みなさんは夏は好きですか?
蒼い空に白い雲。照りつける太陽にたくさんのセミの声。
朝早くから太陽が顔をのぞかせて、夕方はいつまでも太陽が沈まない。
なんだかずっと遊んでいても許されるような、そんな気分にさせてくれる季節です。
まぁ昨今の夏は暑さがマジでシャレにならないので、活発に行動するのにも注意が必要になってしまいましたが・・・(;^ω^)
それでも、夏には人の心を開放的にしてくれる不思議な魔力があると僕は思うのです!
山に登るのもいいし、海に泳ぎに行くのもいい!
子供の頃、夏休みが近付くにつれてワクワクがどんどん膨らんでいくのを感じた人も少なくないのではないでしょうか。
―大好きな友と過ごす長くて短い特別な夏休み。
そんな夏に舞い降りたひと時のキセキ―
今日は、僕の大好きなアニメ『夏色キセキ』の舞台となった街、静岡県 下田市を紹介したいと思います(^ ^)
まず下田市の場所を簡単に説明しましょう。
簡単に言うと・・・
伊豆半島の端っこです。
本当に端っこですw
まずJR熱海駅からJR伊東線に乗り換え、伊東駅から伊豆急行線に乗り換えます。そこからぐーーーーんっと伊豆半島を進んでいったその先、伊豆急行線の終着駅が「伊豆急下田」駅です。
上の写真は伊豆急行線の車内から見た景色。
伊豆急は海沿いを走っているので、車窓からは非常にダイナミックなオーシャンビューを楽しむことができます(^^♪
伊東駅から伊豆急下田駅までは約1時間。少し長い時間電車に揺られることになるのですが、車窓から見える景色がとても素晴らしいので1時間なんてすぐに過ぎてしまいます!
伊豆半島には温泉街がいっぱい!
言わずと知れた熱海温泉をはじめ、伊東温泉、熱川温泉、河津温泉郷など伊豆半島は日本有数の温泉地です。
電車から外を眺めてるとあちこちでモクモクと立ち昇る温泉の湯気を見ることができます。目指すは終着駅 伊豆急下田駅ですが、ついつい途中下車して温泉街をふらっと散歩してみたい気持ちになってしまいます(*´▽`*)
ちなみに上の写真は熱川温泉です。
ダイナミックなオーシャンビューや湯気の立ち昇る温泉街を眺めつつ約1時間。伊豆急行線の終着駅「伊豆急下田」駅に到着です♪
伊豆急の他に乗り入れている路線・鉄道などはなく伊豆急行線のみの終着駅となりますが、人の往来は多く賑やかな印象の駅です。駅構内には観光案内所や広くゆったりした待合いスペース、お土産物屋や入り口付近には水槽なども設置されていて駅の中だけでも楽しいものがいっぱいです(*^▽^*)
夏色キセキ作中で主人公の4人が東京へ向かうのもこの駅から。
下田の玄関口ですね!
ちなみに下田にも温泉があり、駅前には足湯が設けられています。
作中では八丈島旅行に出発する前、下田駅で待ち合わせをしてるときの凛子ちゃんが浸かっていましたね。
4枚目の写真は作中に登場したアングルで撮影したものです。足湯には凛子ちゃん、柱の前には夏海ちゃんが立っていました。
凛子ちゃんのように足湯に浸かってみようかとも思いましたが、足湯があるのは駅前ロータリーの目の前。駅に来た人たちの注目を一身に浴びるかたちとなるので、どうしても勇気が出ませんでした(;^_^A
まぁ誰も気にしてないとは思うんですけどねw
ところで「下田」という地名、どこかで聞き覚えがありませんか?
鎖国中の日本に開国を迫ったマシュー・ペリー提督。そのペリー艦隊が来航した場所のひとつがここ下田なんです!駅前にはペリー提督が乗船していた旗艦 サスケハナ号の模型が設置されています。
作中では紗季ちゃん(でも中身は優香ちゃん)と優香ちゃんの意中の先輩 貴史君がデートの待ち合わせをした場所。
この模型、
結構細かく作り込まれていて
なかなかに素晴らしい出来なんです!
模型やプラモデルが好きな僕としては、屋外ではなく雨風の影響を受けない屋内に設置してほしい(><)と思ってしまうくらいです。でも経年で生じた錆もまた何とも言えない良い味を出してくれているので、今では「屋外設置もアリやね!」とこの模型を楽しんでいます( *´艸`)
主人公4人がよくみんなでアイスを買って食べているローソン。
伊豆急下田駅の目の前にあります。
お店の外観も作中そのままです!ただ、いつも4人が座っているベンチは作品オリジナルのものなので実際は設置されていません。夏色キセキのイベント(?)が開催されたときに期間限定でベンチが設置されたようですが、イベント終了後に撤去されて抽選でのファンプレゼントになったそうです。
ベンチをゲットした方はどう使っているのだろうか・・・。
下田の街中を進んでいきましょう!
駅前の喧騒とは正反対に街中は落ち着いていて、道の両端には家屋や個人商店が建ち並んでいます。どこか懐かしいほっこりする街並みです。
上の写真はそんな街の一角を撮ったもの。
作中の下田太鼓祭りのときに夏海ちゃんと紗季ちゃんが浸かっていた「ハリスの足湯」・・・があった場所です(;^_^A
数年前に撤去されてしまいました( ;∀;)
しかし!聖地が無くなっても訪れるのがファンというもの!!
僕はこれからもこの「ハリスの足湯(跡地)」を訪れることでしょう(`・ω・´)
街を進んでいくと少し古くてなんだか風情のある場所に辿り着きます。
ここはその名も「ペリーロード」。
白い石畳に柳の木、水路を挟んでオシャレなカフェや雑貨屋などが並びます。3枚目の写真のように場所によっては温泉が湧き出ているところもあり、まさしく“観光地”といった雰囲気の場所です。
もちろん、夏色キセキ作中でもこのペリーロードは何回も登場します。
怒った夏海ちゃんと紗季ちゃんが優香ちゃんと凛子ちゃんを追いかけまわしてたのもこのペリーロードです(^ ^)
ちなみに横に流れる水路の水はめちゃくちゃ綺麗です。
魚はもちろん、上の写真のようにカモの親子を見ることもできます。
この水路には海水が流れているので、季節によってはカニがいっぱいいることもあります。甲殻類苦手な人にはちょっとキツイかな?(;^_^A
作中の「下田キャンドルカフェ」のときに4人のキャンドルが飾られた場所。
ペリーロードの比較的端の方にあります。
朝は近所のおじいちゃんやおばあちゃんが日向ぼっこをしていることもあります。もしかしたら地元の人たちの憩いの場所なのかな?
主人公の4人もたまにここでまったりしてたのかもしれませんね(*´ω`)
ペリーロードの一角にあるギャラリーカフェ「草画房(そうがぼう)」さんです。
作中では、夏海ちゃんのお母さんと凛子ちゃんのお母さんが道行く子供たちを見ながら「いいわねぇ夏休み」なんて話しながらお茶していたお店です。
こちらの家屋は築100年を超えるものだそうで、外観も内装も古き良き雰囲気でいっぱい!この日はコーヒーとガトーショコラ(チョコレートはコーヒーについてきました♪)をいただきました。チョコやガトーショコラにかわいいお花が添えられていてオシャレですよね(*^^*)
古き良き雰囲気の店内とペリーロードを眺めながらいただくコーヒーは格別でした!
また、お店の方もとても気さくな方でコーヒーをいただきながらあれこれと話し込んでしまったのもいい思い出です。次回下田を訪れたときもぜひ伺いたいイチオシのカフェです(*´▽`*)
ペリーロードを抜けて「下田公園」へと続く階段の踊り場。ここが夏色キセキのメインビジュアルで描かれている場所です。
メインビジュアルで描かれているというだけでアニメ本編には登場しませんが、夏海ちゃんや紗季ちゃんや優香ちゃんや凛子ちゃんがここを歩いていたと思うととても感慨深くなるものです。
作品に直接登場しない場所でも「ここにキャラクターたちがいたかもしれない」と思いを馳せられる。聖地旅の醍醐味であり贅沢な楽しみ方のひとつです(^^)
階段を上がって小道を進み、小高い山の中腹あたりにある「下田公園」まで登ったらぜひ訪れてほしいのが「下田公園展望台」です。
夏色キセキのOPは主人公4人がここから下田の街を見下ろすシーンで終わります。また、第1話はここ下田公園展望台からの景色で始まります。夏祭りののど自慢大会の後、4人があれこれ話していたのもこの下田公園展望台でした。
何かと印象的なシーンで登場する下田公園展望台。夏色キセキファンなら絶対に訪れておきたいポイントのひとつです(*^^*)
アニメで描かれている通り、ここからは下田の街が一望できます。さらに時間や天気によって移り変わる街の表情がとてもよく感じ取れる場所でもあります。
朝、昼、夜、晴れた日や雨の日、時間や天気を変えて何度でも訪れたくなる展望台です。作中の大事なシーンで使われるのも納得ですね!
最後に夏色キセキにも登場した下田グルメを紹介しましょう!
「道の駅 開国下田みなと」にあるお店「下田バーガー RAMARU」さんの名物「下田バーガー」です!
下田はキンメダイが有名です。
分厚くて大きなバンズの間には、下田でとれたキンメダイのフライ、カマンベールチーズにチェダーチーズ、レタスやトマトなどがサンドされています。
「キンメダイのフライ」と聞くとフィッシュバーガーのような比較的あっさりした味を想像するかもしれませんが、このキンメダイのフライには特製の甘辛いタレがたっぷりとかけられているので、魚のフライとは思えないほどとてもコク深い味に仕上がっています。また、バンズもキンメダイのフライもかなり大きく分厚いので1個食べるだけで十分すぎるくらいお腹いっぱいになります。
作中ではのど自慢大会前の優香ちゃんと凛子ちゃんがここで昼食をとっていました。
実際に下田バーガーをいただいたら、食べ終わった後「さっすが千円バーガー♪」と満足気だった優香ちゃんの気持ちがよくわかります(*^^*)
下田を訪れた際はぜひ食べてみてください!
いかがだったでしょうか。
街の中を歩いてたらどこかでばったり夏海ちゃんや紗季ちゃんや優香ちゃんや凛子ちゃんに会えるような気がする。。。なんちゃって( *´艸`)
風情のある建物に落ち着いた港町の景色。
伊豆半島の南端なので少し遠く感じるかもしれませんが、そんなこと気にならないくらい素敵がいっぱいの街です!
今回は夏色キセキに登場した場所を中心にご紹介しました。
まだまだ語りつくせない下田の魅力はこの次の下田記事のときのために残しておくことにします。どうぞお楽しみに(*^▽^*)
古き良き雰囲気が今もなお息づく、かつて黒船が来航した地。
みなさんもぜひ訪れてみてくださいね!
新しくて、懐かしい街 ~広島県 尾道市~
海が見えた。海が見える。五年振りに見る、尾道の海はなつかしい。
(林芙美子 著『放浪記』より)
作家 林芙美子の自伝的小説『放浪記』の中に登場する一節。
13歳から18歳までの5年間を尾道で過ごした林芙美子は、上京した後もしばしば尾道へ帰郷していたようです。
尾道の海を見ると何故か心安らぐ。
優しい時間がゆっくりと流れる尾道を感じさせてくれるとても素敵な一節だと思います(*´ω`)
僕の大好きなアニメ『たまゆら』でもこの一節は紹介されていて、作中に尾道の街も登場します。
今回は、新しいのにどこか懐かしい街 広島県 尾道市を紹介していきたいと思います(^^♪
JR岡山駅から山陽本線で約1時間半、またはJR三原駅から同じく山陽本線に乗り約15分で到着するのが尾道の玄関口「JR尾道駅」。
2017年から始まった駅舎建替え工事が今年2019年3月に終了し新駅舎での営業が開始されました。なので今まさに新築ピカピカの駅舎です!
駅構内にはゆったりとした待合いスペースやICカード対応のコインロッカー、観光案内所や展望デッキが備えられており首都圏の大型駅顔負けの設備が整っています。
また、駅舎の前にはサイクルラックが設けられていて、午前中は「瀬戸内しまなみ海道」を渡るサイクリストの皆さんが準備を整えている姿を目にすることができます。
もちろん『たまゆら』作中でも尾道駅は登場しますが、描かれているのは建替えられる前の古い駅舎のほうなので、作中に登場するそのままの尾道駅を見ることはもうできません。
ただ、駅舎に掲げられている特殊な漢字を使った「尾道駅」という駅名表示(「道」のしんにょうの“点( ` )”が二つある)は古い駅舎の頃から変わっていませんので、尾道を訪れた際はぜひ注意して見てみてください(*^▽^*)
尾道駅の駅前ロータリーを超えるとすぐ目の前には海が広がっています。
波はほとんどなくとても穏やかです。あまりにも静かなので海を眺めているだけでもほっこりしてきます(*´ω`)
向かい側にある陸地はその名も「向島(むかいしま)」。造船業が盛んです。
尾道市街と向島とを繋ぐ渡し船が運航しているので、島へ渡るときはこちらを利用します。自動車で渡るときは尾道大橋を利用しましょう。
こちらはたまゆらにも登場したアングル。
写真の通り、海(尾道水道)に沿ってデッキ遊歩道が整備してあるので、ゆっくり海を眺めながら散歩を楽しむことができます。
尾道水道は少し狭い水道ではありますが、いろいろな船が頻繁に行き来しているので見ていて飽きません(^ ^)
遊歩道前には芝生の広場が整備してあって、休日にはここでイベントなどが催されます。
向島へ渡ってみましょう!
向島へは渡し船で5分ほど。船は尾道駅前と向島を15分くらいで往復してくるので出航時刻表などはありません。来た船に乗りましょう。
運賃は片道100円。乗船券などはなく船内で支払います。おじさんが運賃の回収に来てくれるのでその場でお金を支払いましょう。もちろんキャッシュレスには対応してないので現金支払いです。おつりが出ないように100円硬貨を準備してから乗り込むといいでしょう。
穏やかな尾道水道をゆっくり移動する、ほっこり落ち着く短い船旅です(*´ω`)
時がゆっくり流れる島、向島。
尾道駅前の喧騒がまるで幻だったかのように静かでゆったりとした空気が流れます。
鉄柵の錆や使われなくなった自動販売機、波の音や風の香りさえもどこか懐かしく感じてしまう、そんな不思議な魅力を持った島です。
「B&B 潮風」さん。作中では「B&B 海風」という名前で登場します。
「B&B」というのは「Bed & Breakfast」の略で宿泊と朝食のみを提供する宿泊施設を指します。簡単にいうと“「素泊まり 朝食のみ」の民宿”といったところ。
たまゆら作中では主人公の楓(ふう)ちゃん、楓ちゃんが憧れる写真家 志保美りほさん、楓ちゃんのお父さんの職場の後輩 はるみさんの3人が宿泊しました。また『たまゆら ~もあぐれっしぶ~』のOVAでは楓ちゃんを含む仲良し5人が「修学旅行パート2」として尾道を訪れたときに宿泊しています。(←ちなみに僕このお話めっちゃ好きです!)
僕自身はこちらに宿泊したことはないのですが、実際に宿泊された方の話を聞くと、建物の外観だけでなく、内装もたまゆらで描かれている姿そのままだそうです。僕もいつか泊まってみたい(*^^*)
再び渡し船に乗り向島から尾道駅前に戻ってくるとき海側から尾道駅方面を眺めると、尾道は海だけでなく山にも近いことがよくわかります。
ついつい海側にばかり目が行きがちですが“見上げる尾道”もまたいいものですよ(*^^*)
尾道駅前から海沿いのデッキ遊歩道をまっすぐ進んでいくと見えてくるのが「おのみち映画資料館」さんです。
尾道は「映画のまち」でもあります。
ここには尾道がロケ地のひとつとなっている『東京物語』や広島出身の映画監督 新藤兼人監督らの資料が展示されています。
そんなおのみち映画資料館さんの前に設置してあるものがたまゆらの聖地。
これは昔、映画館で実際に使われていた映写機で、作中では修学旅行パート2中の麻音ちゃんがこれを見て「怪獣に見える」と妄想をほとばしらせていました。
尾道は坂のまち。
海と山の境界線のように走るJR山陽本線の線路を超えると、そこはもう坂道パラダイス!無数に延びる細い坂道はまるで迷路のよう。急な坂道もたくさんあるので小休憩を挟みながら歩かないと瞬く間に体力を持っていかれます。
でもその分、味わいがあってワクワクする魅力的な坂道にもたくさん出会うことができます。「この道を進んだら何があるのだろう。」そんな好奇心を掻き立ててくれる坂道ばかり!これだから尾道の坂道散策はやめられません(*≧ω≦*)
4枚目の写真の坂道はたまゆら作中でも描かれています。
なんだかオシャレな坂道ですよね(^ ^)
そんな尾道の坂道にあるかわいいパン屋さんをご紹介します(*^^*)
「ネコノテパン工場」さんです!
もちろん、たまゆら作中でも登場します。
店内に入ると、すぐ右側には商品のパンたち、すぐ目の前には支払いのための窓口があって、人ひとり分しか入れるスペースがありません。なので、前の人の買い物が終わるまでは写真のようにお店の外で並んで待ちます。
並んでるパンたちもとてもかわいいサイズで、どれも手のひらにすっぽり納まってしまうくらいの大きさ。小ぶりのミカンのようなサイズ、といえばわかりやすいでしょうか?まるで本当に猫ちゃんがその手で頑張って生地をこねてパンを作ったかのよう(*^^*)
このネコノテパン工場さんのパン、見た目がかわいらしいだけでなく、味もめちゃくちゃ良くて本当に美味しいんです!そのため、休日には長蛇の列ができるのなんて当たり前。上の写真を撮ったのは3連休の2日目だったのですが、タイミングが良かったのか、奇跡のような列人数の瞬間をカメラに収めることができました。(実際、僕が買い終わった後長蛇の列ができてました)
そうそう、購入した後はパンを奪おうとニャーニャー寄ってくる可愛い刺客に気を付けてくださいね。油断してるとマジで飛び付かれますからね(;^ω^)
坂道探検をしてるとふらっと不思議な場所に迷い込んでしまうことがあります。それはきっと猫たちのいたずら。。。
ここは「猫の細道」という尾道のアートスポットです。
古い家屋をリノベーションした画廊やカフェが建ち並びます。“建ち並ぶ”といっても、道は上下左右に曲がりくねっていて、前から来た人とすれ違うのがやっとというくらいの道幅しかありません。
文字通り「猫たちが暮らす場所?」と思えてしまうような小さなエリアの中に不思議な趣きのカフェがあったり画廊があったり。。。
本当に猫たちが暮らす異空間に迷い込んでしまったかのような不思議な感覚になる場所です。
猫の細道がどのあたりにあるのか、敢えてそれは書きません。
皆さんもかつての僕のように、坂道探検の末にふらっと迷い込んでみてください。
きっとそれは忘れられない不思議な体験になりますよ(*^_^*)
最後に猫の細道にある不思議なカフェをご紹介します。
尾道に暮らす400歳の魔女 ミーシャさんのオーガニックカフェ「Bouquet Darbres(ブーケ・ダルブル)」さんです。
ミーシャさんの素敵なお庭と尾道の綺麗な風景を眺めながらいただくハーブティーは最高です!使用しているハーブは全てミーシャさんが育てたもので、タイミングが合えば園芸ばさみでチョキチョキとお庭のハーブを収穫しているミーシャさんも見ることができます。
このお庭の雰囲気、不思議の国のアリスやゴスロリの世界観が好きな人は堪らないのではないでしょうか。かくいう僕も大のゴスロリ好き。お茶しながら静かにハイパーマックステンションになってましたw
Bouquet Darbresさん、尾道を訪れた際にはぜひ立ち寄ってもらいたいおススメのカフェなのですが、営業は不定期となっているので注意が必要です。
ミーシャさんが魔女会議などでお忙しいため、お店を開けるのはどうしても不定期になってしまうそうです。つまり、お店が開いてるかどうかはその日尾道を訪れてみないとわからない!(実際、僕も2年半前から数回訪れ続けてようやく今回ミーシャさんにお会いすることができました!)
「尾道を訪れてお店が閉まってた」となると少し残念ですが、そこは不思議スポット 猫の細道。「今回はお店への扉が開かなかったんだな」と考えると残念な気持ちも少しワクワクに変わります。
それに猫の細道には他にも素敵なカフェや画廊がいくつもあります。Bouquet Darbresさんに行けなかったとしても十分に楽しめる場所だと思います(*^▽^*)
いかがだったでしょうか。
観光地として名前はよく聞く尾道市。でも、実際にどんな街か知っているという人は意外に少ないのではないでしょうか?
この記事を読んで尾道に興味が湧いたら、次はぜひご自身で尾道を訪れてあちこち散策してみてくださいね!まだ僕が見つけていない尾道の素敵がきっと見つかると思います(^^♪
味わい深くて素敵なものがいっぱい。
みなさんもぜひ訪れてみてくださいね!